2008年07月02日

インターネットと規制社会を考える(下)

前回の続き。
元ブログ記事はこちら

元ブログ記事は、前回の(上)を受けて、保坂氏の見解その他が書いてある。
「携帯でなく、パソコンからならフィルタかかってても子供も見られるのでは?」という私の疑問は、この記事をみて答えをもらうことはできないので、別の話。


「数分以内にメールの返事を出さないと仲間外れになる」ような仲間なら、それは互いに拘束しあう困ったつきあいだと思う。


というのは同意。

こういうよくない意味で緊密な関係というのは、たぶんいじめともつながってるだろうな。

学校社会というのが、そもそも閉鎖的ですから。
前にも書いたかもしれないけれど、大学生くらいになってから、ふと、「ああ、もうわたしは小学校や中学校にいかなくていいんだ。せいせいした」と思ったことがあった。
なにかいろんな意味で緊密だった小中学校時代。
私なんか、中学でのクラブ活動なんかもしてなかったので、拘束率は低かったと思う。
体育こそできなかったけど(これ、結構重要なポイントなのですがね)、別に「問題」おこすでもなく、成績もわるくないけどめだって良いほどでもないため、適当にすごさせてもらいましたけど、それでも、なんかあの独特な緊密感・・社会の圧迫・・レベルが低くても教師であれば従わなくてはいけない理不尽・・なんかを、もう味わわなくてもいいんだ、というのはすがすがしいなあ、と。
別に登校拒否になったわけでもいじめられてたわけでもなく、楽しく(むしろ積極的な時期さえあった)通学してたんですけどね。

でも、家かえってまで、メールが来るっていうのは、やっぱりヤだな。
保坂氏も、

どうしたら、メールに対して「時には返事しないよ」「忘れちゃった」と平気で言えるようなゆるい関係に組みかえられるのか、いい智恵があったら教えてほしい。


と書いていたけど同意です。

posted by フタバ at 05:17 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども

2008年07月02日

インターネットと規制社会を考える(上)

今回は、「保坂展人のどこどこ日記」というブログの1記事を読んで書きます。
新聞サイトとちがって、一定の期間がすぎたら自動的に(?なの?)読めなくなることがないので、ここでの引用は最低限にします。

2008年、携帯電話各社は子どもが使用する携帯電話についてフィルタリングサービスをかけることが原則となった。ところが、NTTドコモ等は、「政治活動・政党」(議員・それらの支援団体も含む政治活動や政党に関わる情報の提供)も有害情報としてシャットアウトしてしまう。この『どこどこ日記』も当然ながら、子どもの携帯電話からはアクセス出来なくなり、他の国会議員・自治体議員や政党のホームページ・ブログなどを見ることが禁止対象となっている。


ただでさえ政治教育が皆無に近いこの国で、与党が強行採決した国民投票法案では投票可能年齢を「18歳」(ただし議論百出中で、いまだ定まっていない)としているのに、政治情報を一律「有害」とするようなフィルター情報をカットして、未来の有権者はどうやって政治情報にアクセスすればいいのだろうか。しかも、フィルタリングサービスの範囲は、おおむね「18歳未満」「20歳未満」で、小学生から高校生まで基本的に変わらないというからあまりに一律的だ。


おおむね同意です。

ただちょっとわからないことが。

その、子供なり若者たちというのは、「自分のパソコンはもってないけど携帯はもっている」というケースはかなり多い、ことになるのだろうか?
携帯からのアクセスは、たしかに、年齢をフィルタリングすることができるけど、パソコンはできないはず、ですよね?

でも、携帯はほとんどの人がもっていて、収入が多くはない(漠然とした言い方ですが)家庭の子でももっている、ということだと、どうだろう。
ネットカフェなんかでも年齢フィルターはかけられますよね。
「家のパソコン」というものがオープンでつかえる状態でない子供と、そうでない子供とは、情報キャッチ機会に差が出るっていうことだろうか。

引用部分だけでみていると、何にもとづいて、携帯会社が「政治活動・政党」サイトにもフィルターをかけることにしたのかよくわからないんですが。

子どもはいつか大人になる。規制された「無菌室」では、子どもは本当に「危険な情報」や「事態」への対応するたくましく、したたかな力は育たない。自分が見ていいかどうかを大人が決める、学校やコンピューターソフトが決めるのではなく、自らが判断して選んでいく力が、必要だ。


これも同意です。

posted by フタバ at 04:46 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども

2008年06月28日

漫画家と原作者が泥仕合 人気漫画「軍鶏」休載舞台裏

MSN産経ニュースの記事より。


なぜいきなり【泥仕合】と書くかな。
あと、【今年5月に映画化された】とあるけど、「映画化され、今年5月に公開された」でしょう。さらにいうなら、「香港・日本合作で映画化され」です。


それはともかく。
すぐに【泥仕合】と書くのは、なぜ?
スポーツ新聞みたい。(とりあえずあおるのがお約束、みたいな)

【たなかさんは、「橋本さんは連載当初に大ざっぱなあらすじが書かれた原稿しか出しておらず、ストーリーやキャラクター設定、せりふなどすべて自分が行った」とし、「軍鶏は自分が単独で創作した作品」と主張している。】

【すべて自分】か。かなり自信ありますね、この人。

【業界に詳しいコラムニストの夏目房之介氏は「漫画界には契約書を交わす慣習が少なく、原作者と漫画家の仕事の分担もあいまい。それでも著作権料は折半が多く、漫画家が怒るのも無理はないかも。しかし、漫画家はおとなしい人が多く、裁判沙汰(さた)になるというのはよほどのことだ」と話している。】


昔、「あしたのジョー」だったかで、漫画家のちばてつや氏が、梶原一騎氏の原作原稿に対して、連載中何度も、「この話は絵にならない」と迫り書き直しを要求していた、という話を読んだことがある。
(ロッキング・オン社長の渋谷陽一のマンガ評で。本が手元になくタイトル等不明ですが結構前に出た本です)
絵が語るものはかなり大きいとは思いますね。

このマンガは読んでいないけど映画はみた。
脚本をこの原作者が書いており、話はいわゆる「ツッコミどころ」があるタイプだったけど、俳優(香港人)がすばらしかったので映画トータルとしては私は満足。


夏目氏の言葉もこのとおり言ったのか心配だなあ。杞憂でしょうけど。

ご本人のブログがあるので、何か書いてくれることを期待。

(ほかのマンガでも、編集vsマンガ家で訴訟がおこってますから)

夏目房之介の「で?」
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2007年09月12日

赤ちゃんポスト:障害児預けたが、思い直し引き取る

またまた続報「こうのとりのゆりかご」。
「赤ちゃんポスト」というカテゴリをつくった方がいいかなあと思いつつ・・
そういえば、この頃、「少子化」についての記事をあまり見ないような。もうそれは既成事実だからでしょうか。

【関係者によると、男児は体に重い障害があり、両親は治療による経済的負担や子の行く末を案じ途方に暮れていた。「一緒に死のうとも思ったが(ポストに)預ければ助けてもらえるのでは」と思い、8月上旬に預けたという。

 しかし、両親はその後、病院側とメールでやり取りし、やはり子どもを見捨てることはできないと思い直して、約10日後に引き取っていた。】

このように短く要領よくまとめられていますが、この10日間のことを考えると、つきなみですがいろいろなことがあったのだと思う。

しかし、

【赤ちゃんポストは5月の設置以降、これまでに7人が預けられており、その後に両親に引き取られたのはこの男児だけ。】

というのは、正しいの?
前回のエントリ時にも【運用を始めてから計6人の新生児らが預けられたが、引き取られたのは初めてという】という報道があったんですけど・・・。

それはともかく、一時退避(という言葉でいいかわからないけど)→再考、の時間の猶予を提供する、という機能も「こうのとりのゆりかご」ははたしている(結果的に)わけですね。

熊本市による第三者機関というのはどうなったのかな。
まあまだ1ヶ月もたっていないのでそのうち続報があるでしょう。
いずれまたチェックしてみましょう。

posted by フタバ at 05:42 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども

2007年08月22日

「こうのとりのゆりかご」続報

赤ちゃんポストの5人目、両親とみられる男女引き取る
2007年08月21日21時30分


短い記事のため、全文引用しますよ。

【熊本市の慈恵病院(蓮田太二理事長)が「こうのとりのゆりかご」の名称で運用している「赤ちゃんポスト」に、今月上旬に預けられた生後約1カ月の男児がその後、両親とみられる男女に引き取られていたことが21日、関係者の話で分かった。

 この男児は児童相談所に移されていたが、男女から病院側に問い合わせがあり、引き取られた。運用を始めてから計6人の新生児らが預けられたが、引き取られたのは初めてという。】

みじかすぎる記事のため、なんともいえませんが、いっぺん「ゆりかご」に「預け」たが、考え直した、ということですね。
こういう逃げ場を、一組の親子のために一回つくれただけでも、よかったと思います。

少し前の記事ですが。

熊本の赤ちゃんポストの男児 「福岡から来た」と話す
2007年05月17日


というのもあります。

【 親が育てられない新生児を匿名で預かる熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)の「赤ちゃんポスト」に預けられた3歳ぐらいの男児が、「(父親と)福岡から来た」「(父親から)『かくれんぼをしよう』と言われた」などと話していることが17日わかった。熊本県警は「(病院が)生命や身体の安全確保ができる場所だった」などとして保護責任者遺棄罪には当たらないとする一方、父親を捜している。 】

これこれ。これもよかった。保護責任者遺棄罪にもあたらない、っていうの。

【同病院によると、男児が預けられたことを受け、15〜16日に賛否の意見などがメールや電話で十数件寄せられた。

 ポストが利用されたことについて「(男児が)虐待されなくて良かった」「自分も施設で育った。施設に入れることは絶対反対だ」などの意見のほか、「男の子がかわいそうだから引き取りたい」といった里親希望、男児の親への反発を示す意見など。全体では、肯定的な意見が否定的な意見を上回ったという。】

そうですね。みんな、子どもが助かってよかった、というところなんでしょう。
それから、里親希望者がでてきたのはよかったと思う。

ところで、
こんな記事↓もある。

赤ちゃんポスト検証に第三者組織 熊本県・市が設置へ
2007年08月16日
 熊本県と熊本市は16日、同市の慈恵病院が「こうのとりのゆりかご」の名称で開設した「赤ちゃんポスト」について、運用状況などを検証する第三者組織「こうのとりのゆりかごをめぐる課題の検証会議」を共同で立ち上げると発表した。ポストに置かれた子どもの心身の発達などを専門家の観点から検証し、09年内には最終報告をまとめる予定。

 会議のメンバーは選定中で、法医学や心理学、児童福祉の専門家など5〜7人の予定。】

学者ねえ・・・どうかな、これは。
市民の意見を代表する人も必要なんでは。

ともあれ、いまのところは、まあ、なんというか、順調なわけですね。

私は、この病院の「ゆりかご」には賛成です。
かといって、同様なことを、行政指導であちこちやる、っていうのはどうかとも思います。
その病院は、その病院なりに考えて、自分のできることをしたわけで、そのように意志があるからこそ、今まで事故もなく(まあ何年もたってるわけじゃないのでわかりませんが)続けてこられたのだと思います。

行政がなにかやるとしたら、これは、市民の側から(病院、という法人であるにせよ、公的機関ではないですよね)こういうアクションをおこしたなら、それを「サポート」するのに徹してほしいです。
あと、もっと長い目でみないと、なんともいえない、っていうところもあると思います。



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2007年06月17日

「赤ちゃんポスト」に乳児2人 計3人に 熊本

アサヒネット2007年06月16日23時50分の記事

【熊本市の慈恵病院(蓮田太二理事長)が運営する「赤ちゃんポスト」にこの数日間で、乳児2人が相次いで預けられていたことが16日わかった。「こうのとりのゆりかご」と名付けて運用を始めた5月10日午後に預けられた3歳ぐらいの男児を含め、預けられた乳幼児は計3人となった。 】

一ヶ月あまりで、3人。
フタバの予想より多いです。3ヶ月に2人、くらいかなあと思っていた。

【このまま親が名乗り出なければ、2人とも「棄児(きじ)」とされ、病院内で健康上必要な処置を受けた後、児童相談所を通じて乳児院に預けられる。氏名や戸籍は熊本市長が定める。乳児院には原則、満3歳となるまで入所し、その間に、里親へ預けられるか、児童養護施設に入るかを決める。 】

名乗り出なければ、っていうのは「いつまで」のこと?
期間は決まっているんだろうか。
名乗れないからこそ、ここへ預けてるんだろうから、気を変える以外では、名乗る人はいないだろうなあ。
1ヶ月とか2ヶ月とかで、預けることにした理由(状況)が変わる、ってこともあまりないだろうし。

熊本市長が名づけ親になるのか・・センスある名をつけてくれることを祈るばかり。

赤ちゃんが預けられるペースが、今後も同じ頻度であれば、ニュースにはなりにくいかもしれない。
何らかの課題が発生すれば、ニュースになるだろう。
でも、「ニュースにならない」ことが大切なんじゃないだろうか。








posted by フタバ at 00:19 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども

2007年03月15日

いじめと現代社会BLOG

ブログの紹介です。

はじまったばかりで、まだちゃんとした記事は1件だけですが、興味深い。
というか、この「熱中高校ってなんだ」という記事が濃い・・・
信じられない無茶苦茶さです。憲法違反100%。
自分自身の通っていた高校は、超ゆるかったですが、その真反対の高校の話。

何歳くらいのことだったか、大学生か、もしくは、社会人2、3年目くらいのことだったか。
ある日突然、「そうだ。私はもう、小学校や中学校にいかなくていいんだ。ああせいせいした。」と思ったことがあった。
いじめられた記憶はとくにないし、学校行きたくないと思った記憶もないけど、なぜかそう思った。

今後の更新に期待します。

いじめと現代社会BLOG

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2007年02月23日

赤ちゃんポストに反対 首相「大変抵抗感じる」 東京新聞(2007年02月23日 19時43分)

これは、NHK番組改変問題のときと同じ手口だな、安倍しゅしょう。

話題は、「赤ちゃんポスト」。
以前これについてとりあげたエントリーは、コチラコチラ

【安倍晋三首相は23日午後、熊本市の慈恵病院が設置を進めている、親が育てられない新生児を預かる「赤ちゃんポスト」について「ポストという名前に大変抵抗を感じる。匿名で子どもを置いていけるものをつくるのがいいのか。大変抵抗を感じる」と強い反対姿勢を示した。】

【抵抗を感じる】だって。
そりゃそう感じる人もいるでしょう。
NHKのときは『中立に』だっけ?
ああしろこうしろとは言っていない、だけど意見は実質言っている、しゅしょうという肩書きをもって。


熊本市長は、自分ひとりで決めがたかったらしく、東京までやってきて「国」に意見をきき、その結果

【厚生労働省は「ポストの設置自体は現行法に違反しているとはいえない」として事実上容認している】ということになった、という記事をすこしまえに読んだ。

で、違反しているとはいえない、そうなのだが、
【今回の首相発言が微妙な影響を与える可能性もある。】んだそうだ。

【首相は「子どもを産むからには、親として責任を持って産むことが大切ではないか」と指摘。】

そんなこたわかってます。

【その上で「基本的には既にそういうお子さんたちに対応するための施設などもある」と述べ、既存の施策で対応が可能との認識を示した。】

基本的にはそういうポストがあって助かるであろう人というのは、そういう既存の施策で対応しがたい事情があるからそういうところを利用する(まだできてないけど)のではないだろうか。
ということがどうしてこの人にはわからないのか。

なにもじゃんじゃんそういう施設をつくろうといっているわけではないし。

この記事のしめくくりは、

【ただ行政が対応できずに、虐待や遺棄、死に至るケースが起きているのが現実だ。】

となっている。

では、このしゅしょうの言葉は、【首相官邸で記者団の質問に答えた。】際に出たものなのだが、この発言をうけて、記者団は、さらに、上記締めくくりの通り、行政が対応できてなくて虐待遺棄死に至るケースがあるのじゃないですか、それについてはどうお考えですか、となぜ突っ込まないのだろう。イヤ突っ込んだのかもしれないけど。
そういう応酬をしないと、「お言葉」をきく意味はないと思うのだけど。
posted by フタバ at 23:47 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども

2007年02月07日

「結婚・子2人は健全」 厚労相発言、与党内からも批判 2007年02月06日23時28分

朝日新聞のネット記事より。

ああやっぱり、こうしてはっきり本音が出たね。

【柳沢厚労相が6日、今後の少子化対策への取り組みについて「若い人たちは、結婚したい、子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる」と発言し、再び波紋を広げた。】

先日の「機械」についても、決して反省はしていないと思う。

【野党側は、子どもがいない場合や1人の場合は「不健全」とも受け止められると一斉に反発し、与党内からも批判の声が上がったが、安倍首相はあくまでもかばう姿勢を通した。 】

この野党の言っているようなことを、ヘリクツと考えてはいけないと思う。
ひとつには、

【「子どもを持ちたくても持てなかった人や、持とうと思わない人に配慮がない」】

ということがあげられる。

そしてそれ以前にもっと重要なことは、なにが健全かということについての価値判断を大臣がすべきではないということだ。

【柳沢氏は6日夜、記者団に「若い人たちの意識を説明した。文脈をよくみていただければ、誤解されることはない」と述べ、発言を撤回しなかった。結婚しない、または子どもを欲しがらない人たちが「不健全」と解釈される可能性については「子どもを産む産まない、結婚するしない、こういうものは個々人の自由意思で決まるという前提のもとで社会が成り立っている」と述べ、女性に出産を強要する考えはないことを強調した。 】

そう思うなら、個々人の自由意思、ならば、「大臣としては」健全かどうか、などと、発言する必要はない。
この方が個人的になにを健全と思うかはどうでもよい。
大臣として語るならば、それも、厚生労働大臣として語るならば、言うべきでないこと、というのがあると思う。

よって、辞任していただきたい。
てか、更迭してほしい。

この人、石原都知事ほど、自分の言葉づかいに酔ったりしない、まあ言葉の使い方については、世間一般並み程度の感覚の持ち主で、また同時に、世間一般によくいる女性差別主義者、なのだと思う。
つまり、日ごろからあてつけのようにセクハラ発言をしたりはしないけど、しょせん、女の人の苦労なんてわかっちゃいない、っていう。

その人が、大臣という任にありながら、続けて2回も自分の価値観を露呈するようなことを平気で言う、というのは、最近の、保守的な風潮に追い風を感じている、つまり、これくらいなら言ったって平気だろう、と思っているんだろうな。



しかし、安倍大臣ていうのは。

【しかし、安倍首相は6日夜、首相官邸で柳沢厚労相の発言について「特定の価値観について述べたものではないと思う」と述べ、問題視しない考えを示した。】

特定の価値観についておおいに述べてるじゃないの。
あーなんか、NHK問題のときの彼を思い出したわ。
posted by フタバ at 01:58 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども

2007年01月13日

[正論]藤原正彦 若い君への年賀状01/07 06:18  

産経新聞ネット記事より。

藤原正彦氏は、去年『国家の品格』というベストセラーを出されました。
そのときの広告があまりにおおげさだったので、当ブログにても取り上げました。(コチラです)

その本自体、たしか買ってよんだような。それとも立ち読みだったかな。
新書はたいてい、ある程度したら売ってしまうので、少なくとも現在フタバの手元にはありません。
しかし内容は全くおぼえておりません。なにか、武士道について、はじめて聞く解釈が書いてあったような気はしますが。
とにかく世間ではベストセラーになったみたいですね。

「品格」ってコトバが「国家」につく、ってこと自体、なんかヘンな日本語だなあと思います。

【君の生まれたころに比べ、わが国の治安は比較にならないほど悪くなっています。外国人犯罪の激増もあり、世界で飛び抜けてよかった治安がここ10年ほどで一気に崩されてしまいました。】

これはまず、間違っているようです。
『犯罪不安社会』て本によれば。

【道徳心の方も大分低下しました。君の生まれたころ、援助交際も電車内での化粧もありませんでした。他人の迷惑にならないことなら何をしてもよい、などと考える人はいませんでした。】

んー。援助交際はともかく、電車内の化粧なんかが、「道徳」っていうほどの問題でしょうか。それに、【・・・などと考える人はいませんでした。】
って言い切るのはすごいです。いましたよいっぱい・・・。


【道徳心の低下は若者だけではありません。金融がらみで、法律に触れないことなら何をしてもよい、という大人が多くなりました。人の心は金で買える、と公言するような人間すら出て、新時代の旗手として喝采(かっさい)を浴びました。法律には「嘘をついてはいけません」「卑怯(ひきょう)なことをしてはいけません」「年寄りや身体の不自由な人をいたわりなさい」「目上の人にきちんと挨拶(あいさつ)しなさい」などと書いてありません。「人ごみで咳(せき)やくしゃみをする時は口と鼻を覆いなさい」とも「満員電車で脚を組んだり足を投げ出してはいけません」もありません。すべて道徳なのです。人間のあらゆる行動を法律のみで規制することは原理的に不可能です。】

んー、なぜ「ウソをつくこと」と「人ごみで咳やくしゃみをすること」がいっしょなんだろう。
この人のいう「道徳」って、この人独自の言葉の使い方、じゃないかな。
「ウソ」は道徳関係かもしれないけど、「人ごみ咳」は、どう考えても、「お行儀」「礼儀」の問題じゃないでしょうか。

【君の生まれたころ、リストラに脅かされながら働くような人はほとんどいませんでした。会社への忠誠心とそれに引き換えに終身雇用というものがあったからです。不安なく穏やかな心で皆が頑張り繁栄を築いていたから、それに嫉妬(しっと)した世界から働き蜂(ばち)とかワーカホリックとか言われ続けていたのです。】

ここは、笑うところでしょうか。
それならいいのですが。

【なぜこのように何もかもうまくいかなくなったのでしょうか。日本人が祖国への誇りや自信を失ったからです。それらを失うと、自分たちの誇るべき特性や伝統を忘れ、他国のものを気軽にまねてしまうのです。
 君は学校で、戦前は侵略ばかりしていた恥ずかしい国だった、江戸時代は封建制の下で人々は抑圧されたからもっと恥ずかしい国、その前はもっともっと、と習ってきましたね。誤りです。これを60年も続けてきましたから、今では祖国を恥じることが知的態度ということになりました。
 無論、歴史に恥ずべき部分があるのは、どの人間もどの国も同じです。しかしそんな部分ばかりを思いだしうなだれていては、未来を拓(ひら)く力は湧(わ)いてきません。そんな負け犬に魅力を感ずる人もいないでしょう。】

なーんだ、そういうことか。
「自虐史観反対」派だったのね。本を読んだときにはそこまでとは感じませんでしたが。
【しかしそんな部分ばかり】からはじまって【負け犬】とくるところは、これもまた笑うところなのかしらと思いました。

いやほんとうに、びっくりです。
この雑で安い言葉の使い方が、わが日本の国立大学教授である人のものであるということは、びっくりを通り越して、考え込んでしまいます。

あ、でも、ここは賛成したいです。

【テレビを消して読書に向かうことです。】
この文↑のうち、「テレビを消して」ってところ。読書には必ずしも向かわなくてもいいと思うけど。

これだけだとちょっとわかりにくいと思うので、前後も引用しておきます。【100年間世界一の経済繁栄を続けても祖国への真の誇りや自信は生まれてきません。テレビを消して読書に向かうことです。日本の生んだ物語、名作、詩歌などに触れ、独自の文化や芸術に接することです。人類の栄光といってよい上質な文化を生んできた先人や国に対して、敬意と誇りが湧いてくるはずです。】

で、この文のあとに、最後の爆弾がありました。

【君たちの父母や祖父母の果たせなかった、珠玉のような国家の再生は、君たちの双肩にかかっているのです。】

珠玉のような国家・・・。
これ、「墨汁のような写真立て」(今、フタバの部屋にあったものを適当にえらびました)というくらいに、そぐわない言葉のくみあわせだと思うんですが・・・
まあそれは感覚的なものですのでともかく。
いきなり【君たち】に丸投げは、ひどいんじゃないでしょうか。
相当あきれました。

(あっ、でも、ここも笑うところなのかも・・・)
posted by フタバ at 01:50 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども

2006年12月30日

「18歳で成人」改正検討へ 選挙は?飲酒は?対象広く 2006年12月30日11時01分

朝日新聞ネット記事より。

【「成人」の年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正案が年明けから検討されることになった。来年の通常国会で国民投票法案が成立した場合、そこから3年以内をめどに改正をめざすという。】

いきなり余談ですが、こういふうにシンブンに書いてあるということは、来年の通常国会で国民投票法案が成立する可能性は高いのだな。もしくはそう思わせたい誰かがいるのだな。おぼえておかなくちゃ。


このタイトルをみてまず最初におもったのは、「少年法の改正を間接的におこなおうとしてるのでは?」ということ。
その懸念は、記事の最後にも書いてあった。

【さらには、20歳未満を「少年」と定めた少年法にも影響しそうだが、政府部内では「立法当時と比べて18歳、19歳の少年の精神的成熟度が変化したとは言いがたい。適用年齢引き下げの必要性を説明するのは難しい」との見方も強い。】

これ↑は記事最後の部分になるが、おそらく、朝日新聞の見解としては、この案に難色をしめしたいのではないかな。
反対意見がある、ということを記事で書くのは、反対意見に価値がある、と考えるからでしょうから。
冒頭の部分にも、

【しかし、同法を所管する法務省内部でさえ改正に慎重な意見があるうえ、他の官庁が扱う法律にも影響が及ぶため、政府部内で方向が決まるまでには時間がかかりそうだ。】
とある。
こまかいことをいえば、これは、実際政府内部でも反対意見がある、ということをきちんと報道することに意義をみいだしているだけ、の可能性もあるし、反対意見が「実際」かなり力をもちくつがえる可能性があることを示しているのかもしれないし、実際の可能性はともかく反対意見自体の価値を示したいのかもしれないし。そのへんは、読む人の考えでどうとでもとれるようにかいてある。それが新聞記事ってものなんでしょうかね。

【成人年齢引き下げの検討はそもそも、国民投票法案を巡る与野党の議論の中で、投票年齢とあわせて「3年を目途に公職選挙法、民法などの関連法について措置を講ずる」と付則で示す修正案が持ち上がったことから始まった。 】

国民投票法案は憲法を改正したいからでてきた。
てことは、憲法を改正するには、若い子にも参加したもらった方が有利、という見方もあるのだろう。
なんか前向きにとらえられないなあ。
前向きというのは、憲法を改正するくらいの重要なことには、若い世代にもできるだけ参加してもらうべきだ、とかそういう発想。
それもないことはないのだろうけど・・・。

【いまの民法では、結婚できる最低年齢は「男性18歳、女性16歳」だ。ただ、未成年の場合は親の同意が必要だ。結婚すれば未成年でも「成人に達したと見なす」とされ、財産の処分などの法律行為が成人並みにできる。

 成人年齢が18歳になれば、結婚の際、女性だけに父母の同意が必要な場合が残るという、いびつな構図になる。このため、男女の婚姻最低年齢を統一すべきだという議論につながることは間違いなさそうだ。】

ふむ、それは理屈として考えられる議論ですね。
そういえば、ジェンダーフリーに反対な人たちは、男だけが18になるまで結婚を待たなければいけないのは、別にかまわないのかな。
この結婚の問題だけにかぎれば、男女とも16歳で結婚できる、しかし200歳になるまで親の同意が必要、でいいような気がするけど。

18歳で大人っぽい人もいれば子供っぽい人もいる。
それは昔からずーっとそうだとおもうけど、相対的に、最初に20歳を大人ときめた時代(民法で、明治29年すなわち1896年すなわち19世紀末にきめたそうだ)からくらべたら、18歳が大人っぽくなった、とみんなが納得できないなら、動機がなんであれ、変える必要はないとおもう。
みんなって誰か、ってことはあるけど。

posted by フタバ at 13:41 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども

2006年12月24日

12/18 捨て子助長?波紋広がる 匿名の親の乳児受け入れ 熊本の病院申請「救える命ある」

これは、先日の「新生児用ポスト」の件の続き。

先日も書いたとおり、フタバは、このアイディアは悪くないと思っている。
捨て子という事態は発生しないほうがよいが、万一発生してしまった場合、こどもの命が助かるならそれはそれで結構、ということで。

【その一方で「捨てる後ろめたさを軽減するだけ」「赤ちゃんを物のように扱わないで」といった反対の声も寄せられたという。】

案の定の反応と案の定の報道のしかた。

その一方はどの一方かというと、

【十一月に設置の方針を公表。同月末までに病院には計65通のメールが届いた。六割が「赤ちゃんへ生きる喜びを与えてほしい」と賛成の意見で、国内外の約20人からは「赤ちゃんを引き取りたい」との申し出も。】
という一方のこと。

【カトリック系の同病院は2002年から、不本意な妊娠に悩む女性の相談を匿名で受け付けてきた。】

この病院にしろとはいわないけど、不本意な妊娠自体をしないように、というプロパガンダも必要ですよね。
もちろん、強姦などでほんとに不本意に妊娠してしまう事態も残念ながらありうるので、それに対するケアも並行しつつ、ってことで。

記事の眼目としては、同病院がこの赤ちゃんポスト(「こうのとりのゆりかご」という名前らしい)を設置のため、病院改築手続きを申請しているが、市としてどうすべきかまだ判断できないでいる、ということらしい。

知らなかったのだけど、

【同種の施設は1999年にドイツにできたのが最初。2005年末までにドイツ全土で78箇所に広がり、オーストリア、ルーマニア、スイスなどでも同様の施設が生まれている。】

のだそうだ。


【ただ、ドイツでも法的な位置づけはあいまいなままで、連邦議会での審議は保留中。この施設の設置以降にも年間の新生児遺棄や殺害の件数は50件前後で推移しており、「設置者の意図と予測に反して、この種の犯罪防止に十分機能していない」という意見もある。】

命をすくってそれからどうするのか、それからが問題だ。
というのは【ドイツの事情に詳しい大阪大学の阪本恭子特任研究員(生命倫理、哲学)】さんもそう言ってます。

posted by フタバ at 17:30 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども

2006年12月10日

(ご紹介)

【アピール】公述人・参考人として教育基本法案の徹底審議をもとめます

署名は12月13日午前10時までです。


(追記)
12日午後、つながらなかったようですが、12時すぎの現在(13日0時過ぎ)、またつながるようになりました。
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2006年11月29日

11/23 首相、処分を示唆 タウンミーティング「やらせ」 「エレベーター係に1万5000円」民主、高額謝礼も追及

【安倍晋三首相は二十二日、野党が審議に復帰した参院教育基本法特別委員会で、政府の教育改革タウンミーティング(TM)の「やらせ質問」に関し「責任の所在を明らかにする。運用に当たった人も明確にしなければならない」と関係者の処分検討を示唆した。】

このタウンミーティングに関しての引責処分などは、基本法を改革(私は改悪と思うけど)するための「費用」にすぎないんじゃないかなあ。どうかんがえても。そのくらいですめば安いものなんじゃないだろうか、「改革」賛成派としては。

【首相は「当時の官房長官として遺憾だ。二度と起こらないような運営の仕方を考えていかなければならない」と述べ、自らの結果責任についても言及した。】

今、「言及」を変換しようとしたら、「減給」と最初にでたんだけど、たとえばこの首相減給ぐらいだったらほんとにたいした「費用」でしかない。
という損得勘定から、すなおに野党の追及にしたがっているとおもわれる。

【同改正案の焦点である「愛国心」に関して首相は「わが国の歴史、文化、伝統のすばらしさを学習する態度を評価するのは当然だ」などど従来の答弁を踏襲した。】

ここじゃないでしょうか、もっと追及すべきなのは。

この発言だけよんでると、「・・を学習する態度」が「愛国心」だと言っているように見えるけど。
「すばらしさ」というのは価値評価ですよね。
すばらしいかどうか、学習することは、すばらしい。
それが学習じゃないだろうか。
結論を先にきめておくってのは、違うと思うなあ。



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2006年11月23日

教育行政、「不当支配にあたらず」 国会審議で文科相 2006年11月22日19時47分

朝日新聞ネット記事より。

【伊吹文部科学相は22日の参院教育基本法特別委員会で、9月の東京地裁判決が日の丸・君が代をめぐる教育委員会の通達を「不当な支配」にあたるとした問題に関連し、法律や政令、大臣告示などは「国民の意思として決められた」ことから、国の教育行政が「不当な支配」にあたることはないとの認識を強調した。 】

というのが、この記事が書かれるきっかけになった事柄のようである。
これ、議論がほしい。
現在の、法律はともかく、政令や大臣告示を国民の意思だと思ってもらってはこまる。

法律にしても、あまりに政党政治にふりまわされすぎていると思う。
連日、自民党の復党ネタばかりが熱心にこまかく報道されているが、それは、主権をもつ国民にいったいどういう関係があるのか。
そういう主権者の視点は、このごろの新聞ではほとんど忘れられていると思う。

【ただ、地方自治体の首長は選挙で選ばれるが、「ある政党の支持を受けた首長が、国全体の意思と違った教育を行う場合、それは不当な支配になる」とも述べた】

その首長というのが、まったくの無所属でどこの政党の支持もなく、選挙民の支持だけを得た場合はどうなるのでしょうか。

【一方、安倍首相は、国旗・国歌への対応について「学校のセレモニーを通じて敬意・尊重の気持ちを育てることは極めて重要だ」と強調。「政治的闘争の一環として国旗掲揚や国歌斉唱が行われないのは問題だ」と述べ、一部の教職員組合などを批判した。】

ああこういう記事の書き方もやめてもらいたい。
『一部の教職員組合』というのニッキョーソのことでしょうが、かれらに対する「イメージ」は、30歳以下の人には確固としてはないはず。
日本は短い間にいろいろ変わったのではないかと思う。
日教組に限らず、言葉だけはきいたことあるが、中身がよくわからないもの、というのが、若い世代にはたくさんあると思われる。
戦後60年たったわけですし。
それを、このように、前提的に、『例のアレ・・』みたいに書いておわりであるのは、まちがっていると思う。
あいまいでかつ不正確なイメージだけが伝播してしまうと思う。
正確な功罪は問われることなく、

最近めっきり更新していなかったのは、新聞というのは、国民の主権については興味がないのだという気がするから。
だから、政治家の政治闘争について、微に入り細に入り報道するのではないか。
そして、政治家の方も、「国政」は政治家がうまく考えればいいもの、選挙のときには国民が政治家のじゃまをしないようには工夫する、国民は税金を払わせてめんどうを見てやるもの、で、国民ていうのはおおぜいいていろいろ大変だけど、そこをいかに、こちらがリードしやすいようにもっていくかが政治家の仕事さ、ぐらいに思っているのでしょうね。
新聞はいまや、民の道具でなく、政治家の道具、ですね。

新聞も、民が興味を持つことをとりあげる場合もある。
それはお金関係。
なんたってこのフタバさん自体、上記の段落で、「こんなものに大枚払ってると思うと腹が立つ」的なことを書こうとしたくらいですから。
で、そういう話になると、民も「わかりやすい」問題だから、反響があったりするのではないだろうか。

あ、お金関係、っていう言い方は、ちょっとあいまいですね。
あいまいですけど、今、くわしく書く力がないです。

記事に戻ります。

【教育基本法には「教育は、不当な支配に服することなく」とした条項があり、教職員組合などが教育行政による教育現場への介入を阻止するための「盾」と位置づけていた。東京地裁判決では、学習指導要領に基づき国旗掲揚・国歌斉唱などを強要する都教委の通達や処分は「不当な支配」にあたると判断された。

 しかし、伊吹氏は、この条項は、教育行政に対して「政治結社、イズム(主義)を持っている団体の介入を排除する」規定だと説明。政府の改正案で「(教育は)法律により行われるべきだ」との文言を追加したことで、趣旨が「法律的に明確になった」とした。】

憲法は改正して、ただの法律の親玉にするってことか。
その布石ですねこれは。
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2006年11月22日

郵政造反組、教育基本法案にそろって賛成

11月16日サンケイ新聞のネット記事より。

【自民党への復党が検討されている「郵政造反組」の平沼赳夫元経済産業相ら12人は16日の衆院本会議で、教育基本法改正案にそろって賛成した。本会議前に自民党の中川秀直幹事長が、復党問題で窓口役を務める平沼氏に会い、12人を賛成でとりまとめるよう要請したのに応えたもので、「復党への環境整備になる」との見方も出ている。

 12人のうち、保利耕輔元文相ら多くの議員はもともと政府案に賛成の立場だったが、平沼氏らは「愛国心」明記などの修正を求めていた。】

これはやくざと同じ行動ですね。
もちろん、基本的には同じ意見だからだろうけど。

【造反組で12人とともに無所属で当選した野呂田芳成元防衛庁長官は16日の衆院本会議を欠席した。】

とすると、この人は反対だったってことだろうか。
はっきり反対してほしい。
posted by フタバ at 08:55 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども

2006年11月09日

養育できない新生児受け入れ、病院に「ポスト」設置へ (読売新聞)

読売新聞ネット記事より。

短いので全文コピーしてしまいます。
それは著作権にひっかかるのか?

【熊本市の医療法人「聖粒会」が運営する「慈恵病院」(蓮田晶一院長)が、親が養育できない新生児を受け入れる「赤ちゃんポスト」の導入を決めた。

 全国初の試みで、年内にも開設する。病院側は「中絶や置き去りで子どもの命が失われるのを防ぎたい」と説明するが、親の養育放棄や捨て子を助長するとの批判もある。

 同病院によると、ポストの名称は「こうのとりのゆりかご」。敷地内の病棟の外壁に穴(縦約45センチ、横約65センチ)を開けて「窓口」を新設。窓口内にはマットを敷いて親が新生児を寝かせることができるようにし、室温は、保育器と同じ約36度に保つ。新生児が置かれるとセンサーで感知し、24時間態勢で看護師らが待機するナースステーションのライトが光って知らせ、医師や看護師が体調チェックなどにあたる。】


うーむ、びっくりした。

むかし、「魔法使いサリー」などのこどもむけテレビ番組にも、教会とか孤児院とかお金持ちそうな人の家の玄関先とかに「捨て子」が、とかいうネタがあったような気がする。(サリーちゃんの話にそのネタがほんとにあったかは不明。まあそういう時代の、ってことです)

あと一時期、フタバが中学生くらいの頃だったか、コインロッカーに赤ちゃんをすてるというのがはやってた(というかよく報道されていた)。

たしかにそういう場所におきざりにするより、赤ちゃんの生命健康にはいいかもしれないし、病院としても、たぶんナースステーションはもともと24時間体制なわけだろうから、日常業務が倍増したりするわけでもないんだろう。

ポストに赤ちゃんを置くまでの経緯を考えてみる。

まず妊娠する。
妊娠期間の長い時間をすごす。
出産する。

コレだけの間にいろいろなことがおこりうるわけで。
たまに、周囲にまったく気づかれずに妊娠して出産していた、という人も
いるけれど、それはめずらしいケースだし。

なにがいいたいかというと、どういう人が利用しうるのか、
あまり想像できないということ。
赤ちゃんを産んだあと、もしくは産む少し前になにかの事情がおきて、
育てがたい状況になる人・・・かしら。

赤ちゃんをおきざりには、しないにこしたことはないし、もしするにしても、せめて、すぐに発見されやすく、しばらくはほっといても安全な場所に置いていってほしい、とは思う。捨て子問題に対する対応策のうち、病院としてできることのひとつとして、という発想なんだろうか。

なにか問題にとりくむ場合、その問題自体が発生しないようにする、という方向もあるが、実際発生してしまった場合にどうやって最大限の対処をするべきか、という方向もある。その方向での対策、ということ・・と解釈します。
posted by フタバ at 18:01 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども

2006年06月24日

6/11 「くぐもる害意」

別役実さんといえば、演劇好きの人には重要な人らしい。
フタバは、舞台関係は、文楽と歌舞伎しかわからないので、別役さんの芝居もみたことないんですけど、芝居好きの友人が、尊敬しているようです。

日曜日の最終面は「文化」面ということになっていて「文化人」とよばれるような人たちが執筆した記事がのる。
そういう記事をきりはりで引用するのも少々気がひけますが、まあ。

【外国から帰ってきて成田に着くと、何がなしほっとする。ことさら緊張していたつもりもないのだが、皮膚のあたりがふとなごみ、「ああ、それとなく気を張っていたんだな」と、気付かされるのである。そして、首にまわして掛けていたショルダー・バッグを、片肩に掛け直したりするのだ。しかし最近は、成田から都心に向うに当って、「いやいや、日本だって必ずしも治安のいい国とは言えなくなったんだ」と、改めて思い直さなければいけなくなった。】

あーあ、別役さんもか。と、思ってしまいました。

以前のエントリーを参照していただきたいが、フタバとしては、近年日本安全神話はくずれてきている、という説はまゆつばものかもしれない、という気がしてきている。

タイトルの「くぐもる害意」とは。

【しかし、「不特定の何者かに対する、くぐもった害意」が、「それなりの理由に基づく、特定の誰かに対する害意」にとって変わって発生せざるを得なくなった理由は、何となくわかるような気もする。極く感覚的に言えば、人をそのようにそそのかす或る「うっとうしさ」が我々を取りまき、それが次第に重くなってゆく感じが、否定出来ないからである。】

別役さんは、日本の安全神話は【どこか奥深いところで崩壊しつつあるような気がしてならない】とはいっているが、日常的に、危険を感じているわけではないらしい。
奥深いところで、というのは、【そこここで発生する、特に幼い子供たちへの被害のことを考えると】ということらしい。

別役さんなりの結論とおぼしきものは。

【どうして幼児なのかというとことは、もっとも弱く、害意を向けやすいからというのが一般的な考え方であるが、私は逆に、もっともあどけなく、害意を向け難いから、と考える。つまり、「なけなしの害意」を、そのようにして駆き立てようとしたのであろう。
 奇妙な現象には違いないが、人々の害意をないものとする風潮が強く、圧倒的であればあるほど、このような反動が起るもののような気がする。】

害意ね。

フタバにつかいやすい言葉として「悪意」におきかえて考えてみる。

性善説と性悪説というのがあるけど、フタバは、性善説。
それはどういうことかというと、人間には悪意もある、けど、それを発現させないよう努力する・意識する、ことができる(場合もある)、と言う点で、性善説。

防犯地図をつくったりするのがはやっているそうだけど、くらがりができないように公園の木を切ってしまったりすることも行われているようだけど、どんなことしたって、悪いことをしようと思えばすることはできると思う。

悪意を発現させないよう、公園の木を伐るという努力をしてるんじゃないか、といわれるかもしれないけど。
でも、「公園の木」は人々が憩うためとか、日陰をつくるためとか、そういう目的で植えているのであって、じゃあ、公共の場で、安全に憩う場をつくる、というのも社会には必要であって、それはどうするの?
という以前に、
木の茂り方がものすごく鬱蒼としていて昼でもこわいくらい、ならば、間引けばいいけど。
んー、うまくいえないけど、程度問題、なんじゃないでしょうか。

別役さんは、自殺者についても気にしている。
自殺者についてのところはよくわからなかった。
でも、【人は誰しも、日常的に大なり小なり害意を抱く。それが発揮されて解消させられるのではなく、それ以前に封じ込められるということになると、勢いくぐもったものになりかねない】ということなので、そのくぐもった害意が、自分の中で閉じ込められた結果、自殺する、という意味かな。
あくまでフタバの解釈ですが。

話があっちこっちいきますが、
ことわっておくと、
別役さんは、別に、「日本の安全神話」をてばなしで評価しているわけではない。
【もしかしたら「日本の安全神話」というのは、少しばかり走りすぎ、「吠える犬は、噛まない」法則を、「吠えない犬」にまで追いこみ、逆に「噛む」ことにさせてしまったのかもしれない。つまり、「吠えない犬は、もっと噛まない」と思いこんでしまったというわけだ。】
これはなかなか、するどい指摘ですね。
犬は必要に応じて噛むものです。噛んでもいい、場合ものこしておかないと、犬が犬でなくなる。

だからといって、やたらと悪ぶる人ってのも、まあ、どうかと思います。

あと、【うっとうしさ】がなんなのか、もっと読みたかったです。
posted by フタバ at 11:40 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども

2006年06月22日

6/21 元少年 死刑の可能性 山口母子殺害 高裁に差し戻し「無期、はなはだ不当」最高裁 「年齢 決定的事情でもない」国民感情を考慮の面も

けっこう大きな記事で、社会面に判決要旨とともに、解説的部分もあり。
そちらの方のタイトルは【少年犯罪、 厳罰化へ動く】。
そのあたりより。

【一方で、未成年者による凶悪犯罪が相次いで報道されるなか、一般市民の少年犯罪に対する不安感は高まっている。最高裁が今年三月発表した意識調査では、被告が少年の場合は「量刑を成人よりも重くすべき」と回答した人が25%に達するなど、裁判官の”常識”とは逆の感覚をもつ市民が多いことも浮き彫りになった。】

未成年者による凶悪犯罪が相次いで「発生」じゃなく「報道」なんですよね。
じつは、偶然みつけたブログ記事で、気になっていたものがあった。

少年犯罪『報道』急増データ(女子リベ 安原宏美 編集者のブログ)

これ↑によれば、少年犯罪の数が増えたというよりも報道が増えているということのようです。
そのとおりだとすれば、まさに、「治安悪化神話」が「作られた」ということがいえるのかもしれません。

少年法では、18歳未満だと、最高刑は(つまり、成人だと死刑が妥当である場合は)無期懲役。しかし、【18−19歳に死刑を科すことは禁じていない。】1983年には19歳の人が死刑確定した。
今回の事件の被告は、18歳になったばかり、だったそうだ。

フタバ的に、さらに気になった箇所は以下。

【重大事件の刑事裁判に一般市民が参加する裁判員制度の開始を前に、新たな指針を示したといえそうだ。】

これはいったい・・・

この前のところに、

【死刑の適用に「揺れ」があるなかで、最高裁が今回、「被告が元少年」かつ「被害者が二人」の事件で死刑相当と判断したことは、厳罰化を求める国民感情を考慮したとも受け取れる。】
とあるんですけど。
何度もいいますが、【未成年の犯罪が相次いで報道されるなか】と新聞は書いているわけですよ。その報道のせいで、【厳罰化を求める国民感情】なるものがある、ことになってしまっているのでは?

なんか、どういうつもりなんだろう、新聞って。

一般市民が参加する裁判員制度への疑問は以前にも書いたけど、やはり、死刑を増やしたいんですかね。しかも、国民を直接参加させて。
これはいったい、誰の、何が目的の、プロパガンダなんでしょうか?
(プロパガンダだとしたら、ですが。)
★以下は、犯罪報道自体とは、少しずれ、いわば、「罪と罰」に関するメモです。
posted by フタバ at 00:20 | 東京 🌁 | Comment(0) | 少子化・こども

2006年06月15日

6/14夕刊 育児取得で新アイディア

ごく短い記事なので、内容をまとめてみます。


・広島県三次市における育児休暇取得促進の施策
・1歳6ヶ月未満の子どもを持つ職員に、2ヶ月の休暇
・代替職員を年間約20人やとう予定
・その費用は市長含め69人いる管理職の、管理職手当てを10%カットして捻出


これはすごいですね。
市長のカット分は年45万円とのこと。
てことは450万の管理職手当てを市長はもらってたわけで、それは手当てだけで給与本体ではないわけですから、
まあこのくらいカットしたっていいのかも。

たぶん内心「ちっ」と思っている管理職はいるとおもうけど。
自分もそういうこどもがいたら、とれるわけですよね。
男なら50歳すぎて子どもの親になる場合も女性よりは可能性として多いだろうし。

アイディアのひとつってことで。
posted by フタバ at 10:53 | 東京 🌁 | Comment(0) | 少子化・こども

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