2009年05月24日

優先順位の逆転

憲法9条を「守りたい」とは私も思っていますが、日本国憲法の第1条はそのままでいいのか、ということも同時に考えないのはダメだと思います。


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2009年04月05日

朝鮮総連機関紙も「発射成功」記事、ネットに30分間

2009年4月5日03時07分 読売新聞、のオンライン記事より。

【ソウル=前田泰広】北朝鮮の主張を代弁する在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙「朝鮮新報」(電子版)が4日、長距離弾道ミサイルの「発射成功」を伝える記事をインターネット上に掲載し、直後に削除するトラブルがあった。


 日本政府だけでなく、身内であるはずの朝鮮総連まで“フライング”した格好だ。


日本政府がなにか「誤発表」をしたという見出しはたくさんでている。
【確認怠り次々伝言】とかね。
まあこのへんは、正直、まともに読む気にならない。
わざとテキトーに仕事してんじゃないの?
そうやってあたふたする、っていうのがとてもいつもの「日本政府の仕事」っぽいし、そうやることで、こういう「ぐんじてき」あれこれを「日常的」にもっていきたいんだろうなあ、と思った。

実際どうだったのか、というならば、もしかしたら、なんらかの動きがあったから朝鮮総連の【フライング】もあったのかもしれない。
この点については正直わからない。
数日たったらどこぞで解説してくれる人があることでしょう。
(今現在、ちょっと心あたりをあたったら、風が強いとどうのこうの、と書いてあった。ロケットってそんなつまらないことで左右されるの?
まあ風ったって、地上に吹いてるレベルとはるか上空は違うのかもしれないけど。)

なんかおそまつだよねえ、みたいな、日常的なぬるい状況観察状態。
定額給付金発行の際にどこそこの役所で不手際があった、程度みたいな。
日本が「武器を使う」という「異常事態」を、別に異常でもなくありがちなこと、という「空気」を作り出すことに成功したね、日本政府。
日本国民は空気を読むのが習い性になってる人が多いから。

で、いったんこういう空気をつくれたら、あとは、「今回はなにごともなく(?)終わったけど、次回以降、気をひきしめていかなければいけない。」とかいって、国民保護法にのっとり、「国民にも協力を求める」、というか強制的にいろいろ規制したりするのが、「あたりまえ」になるわけですよ。

こんなことを言っているのは日本で私のようなホース&ディアひとりだと思いますが、こうやって戦争ははじまるんじゃないかなあ。
よく、戦争に突入した、なんていうけど、「突入」っていう言葉に喚起されるような突然感、エッジ感はないんだよきっと。

憲法に「自然権としてある国家防衛権(注:そんな権利があるか確認しているわけではありませんので悪しからず)についても、外交努力を旨とする」とか、そういう文句を入れる、という「改正」はどうでしょうか。
とかいっても、空気のように無視されるだろうな。
バカにされたら、その分だけマシかも〜。
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2009年04月02日

「ミサイル」「防衛」

とても不思議なこと。

もし、朝鮮民主主義人民共和国通称北朝鮮、が、「人工衛星を騙ったミサイル」を発射するにしても、それに対して迎撃するというのは、武力を使って国際問題を解決する、ことにはならないのだろうか?

なるに決まっている。

で、もし、かれらとしては、あくまで「人工衛星」だと言い張っているわけで(事実がどうかは別として)、で、それを撃ち落としたんだから日本がさきに武力に訴えたのだ、と言われたらどうするのだろう?

「北朝鮮」の言うことなんか全世界が無視する、とでもいうのだろうか?
実際問題は、日本が、憲法9条なんかウソで、武力攻撃をしたんだよね、ということになるような気がする。

いずれにしても、「戦争になるかもしれない」事態、ではないのだろうか、今は?


少なくとも、アメリカに買わされた高くて役には立たないおもちゃを使ってみる機会ができて、日本政府がよろこんでいるのは間違いないだろう。アメリカも、ああそれは役に立たないよ、なんぞとは言わず、つかいたまえよ高いお金を出して買ったんだから。
で、役に立たないことがわかったら、またなにかあっせんしてくる、と。そうしているうちに、戦争放棄の方針は、形骸化するだろう。
別に憲法を変えなくても、戦争はできるのだということだけは確実だな。
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2009年03月08日

日米安保条約更新状態

実際どうなのかがわからないことが多すぎる今日この頃、そうだとしたらかなりまずいと思われることがらを、ネットでいろいろみつける今日この頃。

そんなひとつです。

天木直人のメールマガジン 要約 3月5日ー7日分

日米安保条約が、1年ごとに更新されているということ。
しかもその更新にあたっては外務省が窓口となってアメリカ側(のどこのカンカツかはわからないけど)と話し合って決めているだけだということ。

これについて、そもそも日米安保条約は岸信介がCIAの作戦にひっかかって結んだものであるという情報公開がされたのをきっかけに、「日米安保無効訴訟」というものを起こしている人がいるということ。

そしてその裁判が最近行われたがはやくも手仕舞いに向けてそそくさと行われてしまったこと(かろうじて2回目の開廷は確保)、そしてそのことをマスコミが無視していること。

以上のことを、この記事および関連記事から知りました。

上記天木直人氏記事より。
2009年3月6日発行 第0088号

  日米安保条約無効訴訟に関する読者からの情報提供

 3月4日のメルマガ第0084号で書いた日米安保条約無効訴訟の件については、どのメディアもこれを報じなかった。予想されていたとはいえ、見事な無視だ。これでは国民は真実を知る事はできない。
 そのかわり、私のメルマガの読者には、私に読者から寄せられた貴重な情報を提供させていただく。

(中略)

 「・・・(中略) 東京地裁631号法廷で10:00より行われた「日米安保無効訴訟」は日米安保条約無効訴訟の会・代表の長岩均氏によって提訴されたものです。建設関係の会社役員をされている長岩氏は、落ち着いた風貌の大変誠実な方であるとお見受けしました。また、今回の訴訟において事務局長をされている山崎康彦氏もメリハリのある語り口の非常にまっすぐな方で、信頼するに足る人物との印象を受けております。
 今回の訴訟を傍聴するに際し、このような真面目で誠実な市民の皆さんがこうして社会の矛盾に立ち向かう様に、私は大変感銘を受けた次第です。 しかしながら、裁判そのものは甚だ私たちの期待を裏切るものでしかありませんでした。なんと法廷はわずか3分ほどで終了してしまったからです!この日のために急遽休暇をとり八王子から霞ヶ関まで馳せ参じた私にとっては、肩透かしを食らったような、舐められたような、なんとも馬鹿にされたような思いに囚われました。閉廷直後、「しっかりやれよ!」という裁判官に対する罵声もとんだほどです。
 展開は次のようなものでした。裁判官は3名。中央の裁判官が原告・長岩氏、被告・国の書面内容をそれぞれ確認しました。その時、国側から当法廷での終結を求める要請がありました。つまり、今回の1回限りで決着(=棄却)をつけたいとのこと。これに対し裁判官は何ら異存がある風でもなく、原告側にその旨伝えます。当然原告側はそれでは納得いかないので異議を申し立てます。(ここで中央の裁判官は左右の裁判官と何やらひそひそと協議)。すると裁判官は「ここに書面があるのにこれ以上何か言いたいことでもあるのか」といった意味の突っ込みを入れ、それでも食い下がる原告に対し、「では、1回続行します」と宣言し、次回の開廷日程を確認し閉廷となったわけです。――この間、約3分。
 


国を相手の裁判で勝つのが至難の技である、というのは日本だけのことなのだろうか。
そういうほうが、「りっぱな」国だという意見は多そうだな、日本では。


今回の裁判は紛れもなく出来レースとの印象を受けました。間違いなく棄却となることでしょう。国の代表は法務省・法務局からやって来た、若い女の子を含めた6名。被告席後列に座った女の子を含めた3人は、裁判が始まる前から楽しそうに世間話に花を咲かせ、裁判中も国が相手取られた訴訟という緊張感がまるで感じられませんでした。これも裁判官を含めた“身内”であればこそでありましょう。結果など最初から分かっているのです・・・

すみません、ちょっと話がずれますが。
どうしても気になったので書いときますが、「女の子」って・・・8歳くらいの子なんでしょうかね?一応、18歳以上なんでしょうね。
たぶん公務員なんでしょうから。
こういうふうに「女の子」っていう言葉を使う人はまだまだおおぜいいますね。ま、日米安保条約自動更新とは、全く違う問題だろうとは思いますが書かずにいられません。

訴訟の過程で分かったこととして、1970年に10年の延長が国会で強行採決された、俗に言う「70年安保」について、その後の延長はどうなっているのかということについてです。このことについては私も初耳でした。長岩・山崎両氏はてっきり10年ごとの更新と思っていましたが、実は、1年ごとに更新されていことが分かったのです。長岩氏が外務省の条約課に直接電話し、要するに「無期限条約なのか」と担当官に聞いたところ、返事は「それは違う」とのことでした。「省内で意見をまとめ、毎年アメリカ側と協議している」とのことだったのです。つまり、1年1年外務省の窓口のレベルだけで、国会でも審議せず、国民にも知らせず、マスコミにも言わず、そして野党も追及せず、そのようなことが実は1971年以降脈々と30数年間続いてきたわけです。そのようなことがまかり通る国は一体何なのか?実に衝撃的な事実であります!・・・」



マスコミが報じない件については、日刊ゲンダイのコラムで斎藤貴男が指摘していたそうだがそのソースはみつけられず。
全文引用しているらしい記事はみつけた。 →こちら

たしかに、グーグルニュースとヤフーニュースで「日米安保条約無効訴訟」と検索してもなにもでなかった。


この第二回の裁判はいつ開かれるのかな。傍聴券交付情報には今のところのっていない。



原告のサイトに書いてあった。4月22日。 


そもそも「70年安保」のとき、条約の継続あるいは更新について、どういう条件がついているか、という報道はあったのだろうか。
昔からマスコミというのはワイドショー的に、その場だけさわいでおわりだったのではないだろうか。


あっ!
私も何度か気になっておいかけてた件があった。
検索してみたら一応ニュースがありました。

熊本知事が厚労相に 「妊婦支援の充実を」 赤ちゃんポスト受け
3月3日7時7分配信 西日本新聞
熊本県が昨年9月、「ゆりかご」についてまとめた中間報告は「将来的には国が関与して対応していくことが不可欠」と指摘。相談・支援体制の強化のほか、「里親制度」の充実や実態調査の実施などを求めた。この日、蒲島知事から中間報告をもとに要望を受けた舛添氏は、「真摯(しんし)に受け止め、検討する」と述べるにとどめたという。


中間報告というのを読んでみたいものです。




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2009年02月16日

詳報を待ちつつ。村上春樹の受賞スピーチ

受賞スピーチの全文、というのはまだ発見できてないので、とりあえずフツウの新聞関係ネット記事より。

毎日jp
村上春樹さん:ガザ攻撃を批判 イスラエル文学賞受賞演説で
 ◇「死者の多くは子供やお年寄りだった」

村上さんは、英語で演説し、ガザ攻撃について「1000人以上が死亡し、その多くは非武装の子供やお年寄りだった」と言及し、事実上イスラエル軍の過剰攻撃を批判した。日本国内で受賞拒否を求める声が上がったと説明するとともに、「私は、沈黙するのではなく(現地に来て)話すことを選んだ」と述べた。

 そのうえで村上さんは、人間を殻のもろい「卵」に例える一方、イスラエル軍の戦車や白リン弾、イスラム原理主義組織ハマスのロケット弾など双方の武器や、それらを使う体制を「壁」と表現。「私たちは皆、壁に直面した卵だ。しかし、壁は私たちが作り出したのであり、制御しなければならない」と述べて命の尊さを訴えた。

ふつうに考えて、「  」内についてはほぼその通りに発言したのだろう。「卵」と「壁」も各紙でとりあげているのでその言葉を使ったろう。
この記事の【そのうえで】以降について、実際の言葉にあたりたい。



・・と思ったら、中国新聞(日本の中国地方の新聞)で、言葉通りではないが(スピーチは英語だし)要旨がまとめられている。
2月16日10時6分更新
村上春樹さんの講演要旨 

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 【エルサレム16日共同】作家の村上春樹さんが15日行った「エルサレム賞」授賞式の記念講演の要旨は次の通り。

 一、イスラエルの(パレスチナ自治区)ガザ攻撃では多くの非武装市民を含む1000人以上が命を落とした。受賞に来ることで、圧倒的な軍事力を使う政策を支持する印象を与えかねないと思ったが、欠席して何も言わないより話すことを選んだ。

 一、わたしが小説を書くとき常に心に留めているのは、高くて固い壁と、それにぶつかって壊れる卵のことだ。どちらが正しいか歴史が決めるにしても、わたしは常に卵の側に立つ。壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか。

 一、高い壁とは戦車だったりロケット弾、白リン弾だったりする。卵は非武装の民間人で、押しつぶされ、撃たれる。

 一、さらに深い意味がある。わたしたち一人一人は卵であり、壊れやすい殻に入った独自の精神を持ち、壁に直面している。壁の名前は、制度である。制度はわたしたちを守るはずのものだが、時に自己増殖してわたしたちを殺し、わたしたちに他者を冷酷かつ効果的、組織的に殺させる。

 一、壁はあまりに高く、強大に見えてわたしたちは希望を失いがちだ。しかし、わたしたち一人一人は、制度にはない、生きた精神を持っている。制度がわたしたちを利用し、増殖するのを許してはならない。制度がわたしたちをつくったのでなく、わたしたちが制度をつくったのだ。

(初版:2月16日10時6分)

すばらしい。
取材は共同通信なのかもしれないが、これをアップさせることにしたのは中国新聞社さんですから。
内容について。


一、イスラエルの(パレスチナ自治区)ガザ攻撃では多くの非武装市民を含む1000人以上が命を落とした。受賞に来ることで、圧倒的な軍事力を使う政策を支持する印象を与えかねないと思ったが、欠席して何も言わないより話すことを選んだ。

最初のこれは、よくぞ言ってくれた、だと思う。

一、高い壁とは戦車だったりロケット弾、白リン弾だったりする。卵は非武装の民間人で、押しつぶされ、撃たれる。

ここは、本当に原文にあたりたい気持ちになる内容だ。
「ロケット弾」はパレスチナ側が使ったもの、なわけだから。「非武装の民間人」もそう。「武装しているおそれのある過激派幹部」は卵じゃないのね。
まあそれは、そのつもりでそういっているのかもしれないけど。
単にホストへ気を遣ったのか、「どっちもどっち」って思っているのか。

一、壁はあまりに高く、強大に見えてわたしたちは希望を失いがちだ。しかし、わたしたち一人一人は、制度にはない、生きた精神を持っている。制度がわたしたちを利用し、増殖するのを許してはならない。制度がわたしたちをつくったのでなく、わたしたちが制度をつくったのだ。

わーさすが作家・・て感じの言い回しですね。
少なくとも彼なりの解釈を、ひとつちゃんと述べた、のではないでしょうか。

私は、もとから、ボイコットではなく、出かけていって気の利いたことを言ってもらいたい、と思っていた。
いや気が利いているかどうかはともかく、出かけていってしっかりしゃべること。
行くことを迷ったこと、その迷った理由、を共に話したこともよかったと思う。


***

ともあれ、詳細内容が出たら、また書く・・かもしれません。
とりあえず、ただボイコットするよりよかったんではないかと思う。



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2009年02月15日

すわり読み

ジュンク堂という本屋で、立ち読みならぬすわり読みで、「文藝春秋」3月特別号の記事を読んできた。
雑誌コーナーの向かい側に、椅子が5つ並んでいたので、利用させていただきました。

読みたかったのは、

●財界一の論客VS「反貧困」著者
「派遣切り」企業だけが悪いのか 丹羽宇一郎/湯浅 誠


という記事。

そういう事情なので手元に雑誌がなく、記憶で書きますので悪しからず。

対談相手の丹羽宇一郎氏という人は伊藤忠の人。
この人は、現在の雇用問題については、企業もそれなりに役割を果たすべきだ、というようなことをおっしゃる。

また、「一時的に中高所得者(※ 高所得者だったかも。これについては後記)の税率を上げ、低所得者の税率を下げる、ということも検討すべきだと思います」などともいっていて、湯浅誠氏も
「それはノーブレス・オブリージュのような発想ですね」と返している。

しかし・・やっぱり最後には自己責任話に終わってしまった。

「自立の精神がなくてはいけない。いざとなったら国が助けてくれるという発想はよくない」
「非正規労働者の中には、あえて正社員を希望しない人もいる。自由な時間で働きたいとか、扶養控除にとどまりたいとか」

結局それか。

よくきく、「莫大な内部留保金」について。
そういうものがある、ということがわかったから、「それは使えないのか?」となんども湯浅氏は言っていて、この対談でも言っている。
丹羽氏がここでなんと答えたか忘れたが、過去のいろんな場で、「そんなことしたら今後、景気がさらに悪くなったとき企業がたちゆかなくなる」という反論しか未だきいたことがない。
2008年の後半の段階で、派遣切りがどんどん行われていく状況を横にしつつ湯浅がそう発言したときには、「少なくとも、この年末まで、なんとかする、その内部留保金とやらを利用する、という提案をしているのだがどうなのか?」という意味で言った、と解釈してもよかったと思う。そうとらえて、「この年末(2008年末)」だけどうにかする、というような対応が、どこからもなかった。
というのは、つまり、「眼の前のことに具体的に反応する」ということができなかった、ということだったと思う。

丹羽氏の、税率を所得によって変える、という案は賛成である。
でも、どこから上を変えるのか?
もしこの案が採用されたら、おそらく、「中所得者」以上になるのではないかと思う。そして苦しむのは「中」であって「高」は、「あれちょっとだけ値上げした?まあでもたいしたことは・・」で終わるような気がする。
・・・・でも、なぜ私はそう思うのか?政府を信用していないのか?
→ええしていません。
でもなぜそういうことになった(と思う)のか、それがわからない。

今後、湯浅氏も参加している「反貧困ネットワーク」のような立場から、つまり、現場にいる立場からの発言に対し、どう答えていくのか、が非常に重要だと思う。
この対談も、結局、新しい答えは出ていないに等しい。現状の説明をするだけでせいいっぱいであり、それとて、上記のような受け答えをみていると通じているのかわからない気がする。

どうしてそうなるのか。
の一つの答えが、この対談記事のタイトルのつけ方にもある。
「企業だけが悪いのか」
企業だけが悪い、とはすくなくとも湯浅氏は言っていないはず。
わかりやすく、眼をひくように。それが雑誌を「売る」ためには必要なのだというのかもしれないけど、単純に、人の言ってることをきいてなさすぎで、ほとんどhorse&deerであると思う。
そういうことを続けているうちに、気がついたら新自由主義のおかげで、非正規労働者が全労働者のうちの38%(だったと思う。とにかく30%以上)というような異常な事態になってしまったわけだ。

ところで、ういきぺディアで丹羽氏の項を見たらこんなことが書いてあった。

名古屋大学時代は自治会会長として60年安保闘争の学生運動の先頭に立った。

 (・・・・)

『「清く、正しく、美しく」の精神で仕事をしている』と語る。 昼食は、子会社であるファミリーマートや吉野家の弁当を自ら購入している。 出勤には、運転手つきの自動車などを使用せず、社員の目線に立つため電車を使用している。


まあ、マジメな人なのかもね。
でも、

日本共産党のしんぶん赤旗が、2006年1月25日付けの記事で、1月18日の第1回経済財政諮問会議中の丹羽の発言を報じた。その記事は

「若い人でも、残業代は要らないから仕事をもっと早くスキルを身につけてやりたい、土日でも残業代は要らないから出社したいという人がたくさんいる。しかし、経営者がしてもらっては困ると言っている。なぜなら出社されると残業代を全部払わなければいけない。 家で仕事をするよりも、会社に来て色々な資料もあるし、これで自分が人よりも早く仕事を覚えて仕事をしたいんだと。それを今は仕事をするなと言っている。ホワイトカラーエグゼンプションの制度がないからだ。」
という発言から作成されたものである


えー!!
その若い人っていう人たちがおかしいですよ絶対。残業代はいらないから、っていうのは、勢いで言ってるに決まってるじゃないですか。
それに、そうこうしてるうち、体でもこわしたら絶対、残業代もくれずに働かされた・・と思うにきまってますよ。
大昔の住み込み徒弟制度みたいな発想ですね、これ。

とはいえ一応、
しかし同じ会議中で「最低賃金の引き上げによる格差是正」や、「セーフティーネットの整備」も提言している

という記述もあったので引用しておきます。


マスコミは、ほんとうに自分の都合のいいようにしかものごとを取り上げない。何があっても、ただの「ネタ」扱い。
だから、フクザツなことは書かないし、ムズカシイことも書かないし、そうやっているうちに、ほんとうに、貧困問題にしてもガザ虐殺にしても、理解できなくなっているのだと思う。マスコミ人自身。
高学歴で入社したんだろうに、みずからそんなにホース&ディアになってどうするんだろう。
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2009年02月05日

消費者庁法案「年度内成立を」 首相、野党に協力要請

2009年2月2日のアサヒドットコムの記事より。

この記事は、国会質問に麻生首相が何をこたえたかを二つとりあげており、うち一つが、この消費者庁についての答えです。
麻生首相は2日の参院本会議で、国会に提出されている消費者庁関連法案について「食の安全、暮らしの安全を脅かす事件が発生している。消費者庁を立ち上げることは喫緊の課題だ。消費者庁関連3法案を年度内に成立させていただきたい」と述べ、野党側に協力を求めた。

これ、たぶん、コクミンを馬鹿にしている話だと思うし、なにか絶対からくりがあると思うな。

そもそも、「食の安全」については、私も勉強不足なのだけど、マスコミの報道のしかたも、どこどこのメーカーがこれこれの商品の表示を偽装していた、というだけしか書いていない。
表示に関する法の内容自体にきっとなにか問題があるんじゃないかと思うんだけどな。

たとえば、お豆腐とか油揚げの包装に印刷してある「大豆(遺伝子組み換えでない)」の表示。
ほとんどすべての大豆製品にこれが書いてあるけど、そんなに日本の大豆の自給率って高かったっけ?
どういうことかというと、こちら↓をご覧ください。

遺伝子組み換え食品の誤認招く「不使用」表示に決別

このように、法律はざるなのです。それもこれも、アメリカ産の組み換え商品を買えるように、だと思うな。政府は、日本の食の安全なんて考えてやしないと思います。

それと、人間は「消費」するだけの存在ではない。
これまでの流れからして、もっともっと、「安心」して消費させるためにこの庁は作られるのではないか?という予感がしてならない。

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2008年10月05日

「もやい」、吉田元首相の孫

10月5日付東京新聞(紙)から、もうすこし。

「サブプライム」の荒波無情  ホームレス支援「もやい」SOS


これは、NPO法人の「もやい」を支援していた(年間予算の約40%分にあたるとか。大きいですね)企業がサブプライム問題に関連して破産申請したため、「もやい」への支援もとまってしまった、という記事。「もやい」は、

日雇い労働などで収入があっても、保証人がいなかったり、まとまった蓄えがないために敷金・礼金などが払えず、アパートを借りられないというケース

の場合に、連帯保証人になったり、今回破産した企業のようなところからもらったお金を家賃保証に使ったりしして、『生活困窮者』を支援しているNPOであるとのこと。

湯浅さん(注:もやい事務局長)は「支援企業を探しているが、当面の危機を乗り切るため、緊急のカンパをお願いしたい」と話す。カンパは一口五万円。振込先はゆうちょ銀行振替口座00160−7−37247。口座名は「自立生活サポートセンター・もやい」。

5万か・・一般からのカンパとしては高いけど企業なら高くない場合が多いと思う。
また、別に5万円じゃなくてもいいんじゃないかなあ。
上記口座番号は、すくなくともこの新聞記事通りに、転記してあります。

・・・・・・・

御名御璽、 大東亜戦争・・ 目立つ首相の復古調 保守政治継承、アピール


見出しにはないが、記事内の「御名御璽」にはるびがふってあった。
ははあ、これは常用だか当用漢字なのね。だから、ヘンにひらかなにしないのね。パソコンでも、ギョメイギョジは一発変換できたよ。
このギョメイギョジ発言について、

自民党の笹川尭総務会長は「(首相の実妹が三笠宮寛仁親王に嫁いで)皇室につながり、尊敬の念もあつい。首相に就任した重さも感じて、御名御璽の文言が入ったのだろう。吉田元首相の孫でもある」と解説する。


笹川さんてのも、二世だか三世だかだよね。
吉田元首相といえば、「日本は戦争はできません、憲法9条がありますから」ということをいってアメリカからの再軍備要求をはねつけてきた人、だったはず。おじいさんのそういうところは学んでもらいたいねえ。
でも、結果、現在のように、自衛隊だのアメリカ軍基地だのその他のよくない関係にもつながってるのかもしれないし。

吉田さんが、ていうか、吉田さんとこのお孫さん(そういう風にいわれるのを、少しも遺憾と感じず、かえって結構なことだと歓迎するのだと思います、この方は)の発言というのは

「このたび国権の最高機関による指名、かしこくも御名御璽をいただき、第九十二代内閣総理大臣に就任いたしました」

だったそうだ。

日本国憲法の第一章はなんといっても「天皇」だし、第六条には、

天皇は国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。

とあるので、まちがった発言ともいいきれない。
日本国憲法の第一章が「天皇」であるということは、忘れちゃいけない事実であってそれを思い出させてくれてありがとう、吉田さんとこのボク・・じゃない、麻生氏。

しかし、より正確を期するため、発言はこのようにしてほしかった。
まあ、新聞が一字一句、発言を採録してるかわからないので実際はどう言ったかわからないけど。青字が私が付け加えたところ。

blockquote>「このたび国権の最高機関である国会による指名を受け、かしこくも御名御璽天皇の署名と公印をついた辞令をいただき、第九十二代内閣総理大臣に就任いたしました」
これでどうでしょうか。


・・・・・・

次の更新は、当分先になると思います。
東京新聞、またプロモーションしてくれないかなー。
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2008年10月05日

死刑確定者へのアンケート

新聞購読をやめてかなりたつが、今日はポストに「東京新聞」がはいっていた。
プロモーションなのか、同じマンションのほかのひとのポストにも全部入っている模様。

やっぱり新聞「紙」の情報というのは一覧しやすくていいねえ。
ネットにおいては、自分の興味あるニュースを、たとえばなんらかのキーワードを元に、ピックアップしたり検索したりすることは簡単だけど、自分も忘れてたようなポイントから何か出てくることはあんまりない気がする。
宅配新聞ってたぶん赤字なのでは?
日本では、新聞スタンドは駅などに行かないとないですよね。
あ、コンビニで売ってるか。
なにか工夫をすれば、新聞「紙」は生き残れると思うんだけどなあ。

それはさておき。


本日の紙面からいくつか。

死刑確定者、一番の苦しみは  「被害者への思い」「いつ執行か」          ・・・・回答者が全体の70%を超え、監獄法に代わる受刑者処遇法(刑事収容施設・被処遇者処遇法に改称)施行後の変化に関する意見もあり実情を知る手掛かりになりそうだ。・・・アンケートを実施したのは「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」(東京)、フォーラム90によると、七月末に全国の拘置所に収容されている死刑確定者にあてて、家族や弁護士らを通じてアンケート用紙を送付した。回答した七十六人は二十代から八十代で、九月十一日に刑を執行された三人のうち二人も含まれている。「

別枠で、回答例がピックアップされている。

苦しいこと、つらいこと
「いつ処刑されるかわからない」
「ほかの死刑囚の死刑執行をきくこと」
「被害者のことを考えたとき」
「つらいのは死刑囚だから当然だ」

いつ殺されるかは当日の朝になるまでわからない、というのが現状のようです。
記事内の解説によれば、

執行は刑事訴訟法で確定から6ヶ月以内と定められているが、再審請求手続きが終了するまでの期間や共犯被告の判決確定までの期間などは6ヶ月に含まれていない。

とのことだ。
人間は必ず死ぬし、死ぬ時期をわかっている人は、普通はいない。
死刑囚とそうでない人の差は、その、「いつか死ぬ」ということの突きつけられ具合だけ、ということになるのだろうか?

最近の法務大臣は、死刑促進派が多いようなので、刑確定から執行までの平均時間が短くなっている、ということはこの新聞記事にも書いてある。「いつか死ぬ」を突きつけられる時間は長いほど残酷なような気もするけど、しかし、さっさと執行するのが残酷度が低い、とも言い切れないと思う。
言い切れないわけは、再審請求への道、事件取調べの過程などが、きっと万全じゃない、と想像しているから。
今ここで詳しく調べ直してエントリーに書くことはしないけど、『それでも僕は遣っていない』すらまだ見ていないけど、きっと、そのへんには何か問題があると思うから、というだけにしておきます。


記事の内容の続き。

受益者処遇法(刑事収容施設・被収容者処遇法に改称)施行後の変化
「友人と面会、文通できるようになった」
「運動の回数が増えた」
「面会時間が短くなった」
「本の差し入れが制限され、読める本が少なくなった」

「本の差し入れが制限され」というのはねえ・・「数」なのか「中身」なのかどちらだろう。
親族以外と会えるようになったのはとても良いことなのではないか。


アンケートの結果は世界死刑廃止デー(十月十日)のイベントとして、十一日に東京都内で開かれる集会で公表される。

と、新聞記事は締めくくられている。
このアンケートをとりあげる時点で、東京新聞としては、少なくとも、「死刑廃止」という考え方が、意味ないもの、反対すべきに決まっているもの、とは少なくとも捕らえていない、ということだろう。
「死刑」に関してだけでなく、日本の司法には絶対なにか問題があると思うんだな。
なので、東京新聞のスタンスは、特に極端なものではないと思う。
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2008年07月30日

平塚の「通り魔」

平塚駅前で、刃物をふりまわし通行人に切りつける、という人がいた、という話。
ほかの人のブログでとりあげてたので知った。
グーグルニュースで「平塚」で検索したらすぐでてきました。

検索結果はこちら

この結果から、いくつかピックアップ。


JR平塚駅に刃物女…7人に切りつける
2008.7.29 05:03
サンケイ新聞

また通り魔事件が−。28日午後7時半ごろ、神奈川県平塚市のJR平塚駅の東口改札付近で、女がナイフを振り回しながら通行人7人を次々と切りつけた。女はその場で通行人に取り押さえられ、平塚署が傷害の現行犯で逮捕した。

 同署によると、女は同県茅ケ崎市のパート従業員、○○○○容疑者(34)。父親とのトラブルについて話した上で「死のうという気持ちがあり、他人を道連れにしたいと思った。(現場近くで)人とぶつかり、走って駅へ向かい、人を切りつけた」などと供述しているという。

 同署などによると、被害者の7人は平塚市と同県茅ケ崎市、東京都などの18〜56歳の男性。6人が背中やひじ、胸などに2週間程度の軽傷を負い5人が病院に搬送された。1人は服を切られただけでけがはなかった。

 調べでは○○容疑者は駅北側から階段を駆け上がる途中で、自宅にあった刃渡り3.5センチの十徳ナイフ(アーミーナイフ)で通行人に切りつけ、さらに改札前のコンコースで叫びながら走り回り、帰宅客などを相次いで襲った。

 目撃者によると、容疑者は黄緑っぽいシャツにズボン姿。容疑者を取り押さえた大学生(21)は「大声を上げながら親子連れを追い回していた」。駅販売店の女性は「取り押さえられると脱力した様子で、両肩を抱えられ引きずられるように連れて行かれた」と話した。帰宅ラッシュと重なり混雑しており、現場は一時騒然となった。

 6月8日に東京・秋葉原で17人が死傷した無差別殺傷事件をはじめ、今月22日夜には東京・八王子の駅ビルで2人殺傷事件があるなど通り魔事件が続発している。



続発、ね。

私が興味をもったのは、犯人が女性だったから。
しかも、切られたのはみな男。

大阪の小学校をおそった犯人は男で、おそわれたのは主に低学年のこども。
これを知ったときには、やっぱり、と思ったものだ。
やっぱり襲いやすい方から襲うんだな、と。

駅前ならば、老若男女が大勢いるはずだけど、男だけをえらんできりつけて、大怪我をさせることもできず、男にとりおさえられてしまったわけだ。

女が切りつけ6人けが JR平塚駅 傷害容疑で逮捕
2008年7月29日 中日新聞朝刊

・・・
28日午後7時半ごろ、神奈川県平塚市宝町のJR平塚駅東口改札前で、折り畳み式ナイフ(刃渡り4センチ)を持った女が、改札を出てきた客7人に次々と切りつけた。18歳から48歳までの男性6人が腕や背中などに軽傷を負い、うち5人が病院に運ばれた。居合わせた男子大学生(21)が女を取り押さえ、平塚署員が傷害の現行犯で逮捕した。

 調べでは、女は同県茅ケ崎市内のパート従業員(34)で「自分も死にたい気持ちがあって、他の人も道連れにしたいと思った」「リストカットしようと思って歩いていたら、人にぶつかられ、爆発した」などと供述しているという。

 切りつけられた残る1人は服を切られただけだった。

 女は父親と妹夫婦らとの6人暮らし。10年前からうつ病で通院し、現在も投薬治療を続けているという。


うつ病のことを報道してるのをみたのはこれだけなんだけど。
でも、もしそうなら、名前をだすのはどうかと個人的に思うので、私のこのエントリーでは、実名のところは伏せることにした。

ほかに、事情について触れている記事をひろってみる。

「前日に父親刺そうとした」 平塚駅刺傷事件の容疑者
2008年7月29日15時3分
朝日新聞

調べでは、○○容疑者は27日に妹の夫とトラブルになり、止めに入った父親を包丁で刺そうとして、家族に止められたという。28日は、「むしゃくしゃして、電車に乗って土地勘のある平塚に来た」といい、「サウナに入ったら頭が痛くなり、人を殺して自分も死のうと思った」などと供述しているという。

 県警によると、○○容疑者は4人姉妹の長女で、自宅で父親らと6人暮らし。藤沢市のスーパーで週2回働きながら、父親の鍼灸(しんきゅう)院を手伝っていた。凶器の小型ナイフは、はさみなどが付いた折りたたみ式で、キーホルダー代わりに使っていた。「被害者に怖い思いをさせて、申し訳ない」と話しているという。


妹の夫か。
本人は独身なんですね。【凶器の小型ナイフは、はさみなどが付いた折りたたみ式で、キーホルダー代わりに使っていた】って、こういうのよく持ってる人いますけど、女性ではもしかしてめずらしいかも。
ほかのいくつかの報道で、凶器をさがしたけどなかった、と言っているらしいことが書いてあったけど、んー、そうかなあ。
そうかなあ、というのは、凶器なんて、包丁でよければ、すぐにみつかると思うんだけど。

「人襲うため包丁探した」 犯行直前に駅前で容疑の女
2008/07/29 12:51 【共同通信】

神奈川県平塚市のJR平塚駅で7人が切りつけられた事件で、傷害の現行犯で逮捕されたパート従業員○○○○容疑者(34)が、平塚署の調べに「人を襲うために包丁を買うつもりだった」などと供述していることが29日、分かった。

 一方、東京・秋葉原の無差別殺傷事件や八王子での同様の事件を挙げた上で「人に痛い思いや怖い思いをさせて申し訳ない」と被害者への謝罪もしているという。

 供述によると、○○容疑者は犯行直前、平塚駅周辺で人を襲うための包丁を探しており、100円ショップにも足を運んだという。

 調べでは、犯行に使われた十徳ナイフは、自宅の鍵がついており、○○容疑者が常時携帯していたものだった。


【秋葉原や八王子の事件を挙げて】、っていうのにも注目。
自分はそういう事件をおこしたつもりだったのかな。
だけど簡単におさえられたし誰も死んでない。

「人を道連れにしようと」 平塚駅刺傷事件で容疑の女
2008年7月29日11時26分
朝日新聞
神奈川県平塚市のJR平塚駅で28日夜に通行人7人が切りつけられて6人がけがを負った事件で、傷害容疑で現行犯逮捕されたパート従業員○○○○容疑者(34)が、県警の調べに対し、「自分が死にたいと思っていたが、死ぬんだったら、人を道連れにしたいと思った」などと供述していることが分かった。

・・(中略、事件の概要)・・・

 平塚署の聴取に対し、○○容疑者は「父親が昔から私に物を投げつけたりして、それに耐えてきた」と親への反発を語り、「家にいたくないと思い、リストカットする場所を探していたら、人にぶつかり頭に来た。駅に向かって走り、人を刺した」などと供述したという。

 同署によると、○○容疑者は4人姉妹の長女で、父親や妹夫婦らと6人暮らし。


本人の述べるところによれば、父親から暴力をうけてきたんですね。
独身で、長女で、妹夫婦も含む6人ぐらし。
彼女はまだ34歳なので、妹たちは20代で、夫がいる以外の妹のうち少なくともひとりはまだ同様に実家にいるのだろう。
母親は?


JR平塚駅通り魔事件 逮捕の女、事件前日に父親に対し「殺してやる」と包丁で脅す
07/29 13:38
FNNフジニュースネットワーク

・・・容疑者(34)が刃渡り3.5cmの十徳ナイフで、通行人の男性を次々と切りつけ、・・・

・・

切りつけられたのは、18歳から56歳の男性7人で、うち6人が肩や胸などを切られたが、いずれも軽傷となっている。

・・・


この記事↑には動画もついていて、字で起こしてある中に含まれていない情報も、動画にははいっている。
この動画は、とおりすがりの学生(女)がとったらしい。
凶器について、字幕が2つあった。
はじめのは、【十徳ナイフ(刃渡り3.5cm)】であった旨がでている。
しかし、そのあとの字幕で、
【ナイフを普段からキーホルダー代わりに使用】とも。
最初の字幕だけみたら、「3.5cm?それで人を殺すには工夫せねば・・」と思う。(私は、ね。)
後の字幕だけみた人は、「ナイフを常に携帯?!あぶない奴だ」と思うかも。
そういうところがテレビは不十分だと思うんだけど。

また、通勤客というふれこみでインタビューされている(顔だしあり)のはなぜか女性だけ。
ご近所の人(顔なし)の言葉もあるが、この人も女性。
まあそれは偶然なんでしょうかねえ。

ところで。

ナイフ振りかざす女に改札前、一時騒然
2008年7月29日2時44分 日刊スポーツ.com
 取り押さえられるのを目撃した男性(24)によると、○○容疑者は白髪交じりで、黄緑っぽい服を着ていたという。


34歳で白髪交じり?
早くから白髪になる人もいるけど・・。
そんな記述につい注目してしまったゴシッピイな私・・・。

しかし。
非常にはっきり顔がうつっている動画があった。それをみる限りでは全然白髪めだたないし、年相応のルックス。
その動画は、ググった中の、関連記事の中にありましたが、どうしても「うつ病」というのが(ひとつの記事でしかやっぱり出ていないけど)気になるので、リンク引用はしません。
動画の中で、彼女をとりおさえた大学生(顔なし)の話があり、「大声でさわいでいたので、改札に戻っておさえました」といっていた。
わざわざ戻って、ね。それはえらいと思う。
あと、ナイフ持っているのを見た人に、インタビュアーが「(ナイフは)大きいの?」とたずねると、「いやこんなちっちゃい」と指2本で大きさをさししめしているのもあった。
おそわれた人をみた人の話は「服のせなかのまんなかがずーっと縦にさけていた」。そうか、十徳ナイフでもその程度はできるのか。
まあ、どんな凶器でも、使いようによってはいくらでも残酷なことができるのは、結構バイオレンスな場面がある映画をよく見る私も、想像できる。だけど、そこまでは、今回全くできなかったといえる。
もちろん、おそわれた方はびっくりするし、コワくもあると思う。
大きい声で、往来でどなるだけでやっぱりびっくりするものですからね、普通は。
怪我が浅くてほんとうによかった。おそわれた人にとってもおそった人にとっても。

婦人警官・・とはいわないのは知ってるが、女性の警察官に付かれて連行される動画もあった。現行犯だから映ってしまうのはしょうがないけどやっぱり「うつ病」が気になる、しつこいけど。
いったいどこからでてきた情報なんだろう。

これは、私自身の思いこみなのだけど、「世間を道連れにしよう」と思う人は、やはり、親しい人というのがいないか少ないか交渉ができない状態なのだと思う。
そして、本人が意識しているかどうかは別にして、ひとりはさびしい、あるいは、ひとりでさびしい、という気持ちがある人だと思う。

男である父親とのトラブル、その父を殺そうとしたのを止めた妹の夫という男、そして、逮捕されたあとは、警察だの検察だの裁判官だのたくさんの男からああだこうだと言われる。
犯罪というのは割りに合わないものだ。





posted by フタバ at 08:06 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

2008年07月07日

サミット

読売新聞のネット記事には、「ブックマーク」みたいな機能がついていて、登録制で使えるようになるのだが、この記事には、ブックマークのアイコン自体がない。


札幌で「ピースウオーク」、機動隊ともみ合いで4人逮捕


7日からの北海道洞爺湖サミットを前に、札幌市では5日午後、内外のNGO(民間活動団体)や、サミットに反対する団体による大規模行進「ピースウオーク」が開催された。

 主催者側は当初、北海道警に参加者を「8000人」と申請していたが、この日集まったのは約2500人。

 欧州各国やアフリカ諸国、東南アジアなどからも多くのグループが参加し、同市中央区の大通公園「8丁目広場」から中島公園までの約2・5キロを、「ストップ温暖化」「クラッシュG8」といった看板を掲げながら、約1時間半に渡って行進した。

 途中、日本人の若者や黒ずくめの外国人のグループらが騒ぎ出し、止めようとした機動隊ともみ合いになったほか、ロイター通信の日本人男性カメラマン(48)ら4人が公務執行妨害容疑などで現行犯逮捕された。

 逮捕者が拘置された札幌中央署前では、同日午後5時50分ごろから、逮捕に抗議する約100人と同署員らが押し問答になる騒ぎもあった

(2008年7月5日21時37分 読売新聞)


太字と下線はbyフタバ。

この記事だけよむと、逮捕はされて当然に読める。

日本では、逮捕というのは常に正統なことだ、という報道のされ方をする。
裁判段階で、冤罪の訴えがされ、原告のなみなみならぬ努力のために、無罪を勝ち取ると、そちらの方が正統になる。

つまり、ステイトがOKを出した内容が「正統」である、という報道のされ方。

以前に日本でサミットが開催されたとき、こういう抗議行動はあったんだろうか。
逮捕者はあったんだろうか。



今回逮捕者がいたロイター通信の記事。

洞爺湖サミット控える札幌で数千人が反対デモ
2008年 07月 6日 11:59 JST [札幌 5日 ロイター] 今月7日から北海道で開かれる主要国首脳会議(洞爺湖サミット)を前に、国内外の非政府組織(NGO)や市民団体などが5日、札幌市内で大規模な反対デモを実施した。

 デモ参加者は太鼓を鳴らし、横断幕を掲げながら「金持ちの国だけのG8サミット反対」などとシュプレヒコールを上げ、約1時間半にわたって同市内を行進。

 警察の発表によると、同デモには推定で約2000─3000人が参加、取材していたロイターのカメラマンら男性4人が警戒中の警察官に対する公務執行妨害容疑の現行犯で逮捕された。



うーん。
「騒ぎ」「黒ずくめの」みたいな、ネガティヴイメージ慣用語はつかわれてはいないけど、これも、警察発表どおりな感じですね。
自分とこの記者が逮捕されたのに。

この記事についている写真を貼っておきます。撮影者のクレジットは「ロイター/Vivek Prakash」となっている。逮捕されたのは読売の記事によれば日本人記者だから、このPrakashさんは逮捕されてないのですね。

Vivek Prakash.jpg

日経の記事。

サミット7日開幕、反対デモで4人逮捕
 主要国首脳会議(洞爺湖サミット)まで2日に迫った5日午後、札幌市中心部では、国内外の反グローバリズム団体など約5000人(主催者発表)が大規模デモを実施し、一部の参加者は警戒中の警察官ともみ合いになった。道警が男4人を公務執行妨害と市公安条例違反の現行犯で逮捕する騒ぎとなり、市民からは不安の声も上がった。

 道警によると、逮捕されたのは、参加者3人のほか、ロイター通信の日本人男性カメラマン(48)。カメラマンは取材中に警官をけった疑い。

 デモ参加者らは「偽善のG8サミット反対」などと書かれた横断幕を掲げ、シュプレヒコールを上げながら繁華街のススキノなど約2キロメートルを行進した。 (00:54)



「騒ぎ」であり、「市民からは不安の声も」上がったけど不安の内容が書いてないずら。

ちょっと話はずれますが、

首都圏厳戒「仕方ないが…」 サミット間近
 主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の開幕を7日に控え、厳戒警備の余波が首都圏でも広がっている。サミットと開催が重なる祭りは、警備費用の上積みや日時の延期を余儀なくされている。駅ではコインロッカーやごみ箱が使用できなくなり、東京都庁では手荷物検査も始まった。市民からは「仕方ないが不便さは感じる」と本音も漏れている。

 東京都心部から約60キロ離れた神奈川県平塚市で4日始まった「湘南ひらつか七夕まつり」。約3000本もの竹飾りが町を彩る夏の風物詩だが、今年は警備のための費用が昨年に比べ300万―350万円増える見通しという。

 サミットに伴い、神奈川県警による警備が縮小されたためだ。その分、職員や民間の警備員らを約4割増やし、延べ約1000人態勢でパレード警備や交通整理にあたる。「サミットと重なるイベントなのでやむを得ない」(市商業観光課)と、増額分は消耗品を減らすなどして捻出(ねんしゅつ)する。(13:05)



という記事もあり。
なにかあると、全国から警察が集められてある地方に集中する、という体制がとられているけど、そうすると、当然、ほかの場所での警察官の数は減るわけだ。
今、東京と北海道にはおおぜいいるけど、それ以外のところが襲撃されるかも、という想定はしないんだろうかといつも不思議に思う。

朝日新聞も、警察発表どおりに書いている。

一部引用。

反サミットデモに3000人 警備陣大動員、逮捕者4人
2008年7月5日22時15分


調べでは、カメラマンは5日午後4時ごろ、デモの取材中、警備中の警察官の腰をけった疑い。ほかの3人は、車を警察官に接触させたり、道公安委員会の許可したデモの条件に違反して隊列を広げようと扇動したりした疑い。

 ピースウオークは、平和や貧困解消を訴える目的で、市民団体などが主催。サミット前後に札幌市で開かれるデモ行進としては最大規模で、約3千人が参加した。参加者は思い思いの横断幕やプラカードなどを持って午後3時に同市の大通公園をスタートし、約2キロを練り歩いた。「非暴力」が参加条件だった。

 道警はピースウオークに昨年の独ハイリゲンダム・サミットで暴徒化したデモに参加した外国人が参加するという情報があり、要所に機動隊を配置するなど大がかりな警備態勢をとっていた。

 主催団体のメンバー越田清和さんは「ほとんどの参加者が平和的に自分たちの主義主張を発信できたのは良かった。逮捕者が出たのは残念だが、物を壊すなどの事態はなかった。これだけ警察ががっちり囲むというのは、過剰警備だ」と話した。




「非暴力」が参加条件だった。
とか書いてあるので、警官を蹴った人は逮捕されてもしょうがない、ってこと?

「過剰警備だ」という発言も紹介しており、主催団体のメンバーのその言葉を記事最後にもってきてバランスをとってるつもりなのかなあ。

中国新聞。

<サミット前に札幌で集会 デモで公妨容疑の4人逮捕 '08/7/5

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 北海道洞爺湖サミットを前に、平和や格差解消を世界に訴えようと、国内外の非政府組織(NGO)や市民団体などが五日、札幌市の大通公園に集まり「1万人の市民ピースウォーク」と題する大規模集会を開催。市中心部でデモも実施したが、参加者四人が道警に公務執行妨害などの現行犯で逮捕された。

 主催者によると、デモは約五千人が参加。大通公園から繁華街のススキノを経由して中島公園までの約二キロを、打楽器などを鳴らしながら「G8サミット反対」などとシュプレヒコールを上げたり、打楽器を鳴らして行進した。

 途中、指示に従わなかったとして、警察官が警棒で車の窓をたたき割って男性を拘束。反発した参加者と警察官が入り乱れ、現場は一時騒然となった。

 デモ行進に先立って行われた集会では、各国から来たNGO代表などがあいさつ。アフリカ市民委員会のグスタブァ・アッサ代表は「G8は世界で起きている環境破壊の責任者だ」と訴えた。



この記事は、あきらかにほかの社の記事とは違いますね。
デモ側の主張が一番たくさんとりあげられているし、逮捕者が出る「騒ぎ」とはいっていない。
朝日新聞も写真のキャプションでは「騒ぎ」といっている。

時事通信。

サミット反対で大規模デモ=「ルール勝手に決めるな」−警官隊と衝突も・札幌 

「金持ちの8カ国だけで世界のルールを勝手に決めるな」。北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)を直前に控えた5日、札幌市内で非政府組織(NGO)などの大規模な集会とデモがあった。主催者によると、約5000人が参加。大きな混乱はなかったが、一部では機動隊との小競り合いも見られた。取材中に警察官をけったなどとしてロイター通信のカメラマンら日本人男性4人が逮捕された。
 市内の大通公園で開かれた集会の参加者は午後3時ごろから、約2キロ離れた中島公園に向けデモ行進を開始。参加者はサミット反対などの内容が書かれたのぼり旗を手に、シュプレヒコールを上げながら練り歩いた。
 行程の3分の1を過ぎた札幌駅前通付近で、防護服とヘルメットで身を固めた数十人の機動隊がジュラルミン製の盾を並べ、デモ行進の参加者の進路を規制。掛け声は「G8サミット反対」から「警察帰れ」に変わった。
 隊列を広げようとするデモ参加者とそれを阻止する機動隊。実行委員会のスタッフが「仲裁」に入る場面もあった。(2008/07/05-22:26)



この記事は、デモの主張を見出しにしています。
また、ロイター通信記者がなぜ警察を蹴ったかが、時事通信のほかの記事で書かれています。

ロイター通信のカメラマン逮捕=デモ取材中、警察官ける−北海道警 北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)に絡む札幌市内のデモ行進取材中に警察官をけったとして、道警は5日、公務執行妨害の現行犯で、ロイター通信の日本人男性カメラマン(48)を逮捕した。
 調べによると、カメラマンは5日午後4時すぎ、同市中央区南8条西の交差点でデモ行進を取材中、後ろから体を引っ張られたことに立腹。振り向きざまに周辺警備に当たっていた福井県警の警察官(32)の腰をけった。
 札幌市内ではこの日、非政府組織(NGO)などの大規模な集会やデモがあり、カメラマンら4人が現行犯逮捕された。(2008/07/05-22:50)


「調べによると」と書いてあるので、これも警察発表から情報を得ているけれど、記者が「蹴った」きっかけ(体を後ろからひっぱられた)もちゃんと記事にしている。

逮捕の話以前の記事だと思うけど、北海道新聞。
一部引用。

札幌きょう5000人デモ 大通→中島公園2キロ 情報少なく戸惑いも(07/05 08:05)

北海道洞爺湖サミットの開幕を前に、札幌市内で五日、非政府組織(NGO)関係者ら五千人以上が参加するデモが行われる。今回のサミット関連では最大規模のデモになるとみられる。ただ、時間やルートなどの情報が少ないことに加え、四日にはデモルート周辺の量販店で不審物騒ぎもあり、周辺の商店街や百貨店に戸惑いが広がっている。

・・

デモルートにある札幌四番街商店街振興組合(札幌市中央区)は「ここでデモがあることすら知らなかった」と驚き、ロビンソン百貨店は経済団体などから情報を入手し、「警備員を増員した」と説明。開催中の夏のバーゲンへの影響や、不測の事態を心配する声も上がっている。





都内でマラソンがあるときなど、百貨店は搬入業者に、道路規制のために、搬入時間や方法について適宜修正をするよう通達する場合もある。(納入業者勤務なので)
「経済団体」ってなんだろう。

最初この記事を読んだとき、ずいぶん不親切だこと(情報周知されないとは)、と思った。
でもですね・・・
なにか大きな「政治的」イベントがあるときには、デモくらいあるのがあたりまえ、な気もします。
教えてもらって「守って」もらうのが当然、という発想は考えなおした方がいいかもしれない。





posted by フタバ at 07:47 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

2008年06月28日

走り書き、目にとまったニュース

タイトルどおりです。
時間をかけて記事を書くべきだけれど、とりあえずこういうスタイルで・


警官メモの証拠開示、対象を捜査全般に拡大…最高裁決定
【容疑者の連行状況に関する警察官のメモを弁護側に証拠開示しなければならないかどうかが争われた裁判の特別抗告審で、最高裁第3小法廷(堀籠幸男裁判長)は、「警察官が捜査経過などを記録し、捜査機関で保管している文書は開示対象となり得る」との判断を示し、検察側の抗告を棄却する決定をした。

 決定は25日付。検察側にメモの開示を命じた福岡地裁決定が確定した。

 最高裁は昨年12月、警察官が取り調べ段階でつけたメモを開示対象とする初判断を示している。今回の決定はメモの開示対象を捜査全般に広げた。

 開示を求めたのは、覚せい剤取締法違反の罪で昨年11月に起訴され、福岡地裁で公判中の男性被告(27)。公判では、警察官が違法に被告の身体を拘束して尿検査を強制したかどうかが争点となり、被告側は現場にいた警察官のメモを開示するよう求めた。

 同地裁は、メモを開示させるべきかを判断するため、メモを裁判所に提出するよう命令した。ところが検察側が「警察官が私費で購入したノートに記録した個人的なメモだ」と拒んだため、弁護側への証拠開示を命じていた。

(2008年6月27日23時16分 読売新聞)】

なぜこの【初判断】となったのだろう。
福岡地裁も最高裁も、というのはよほど警察側の動きがあやしかったのだろうか。


ホームレス襲撃、20日にも立川市で重傷事件…連続計4件か

【東京都府中市の中央自動車道高架下の公園で27日朝、70〜80歳代のホームレスの男性が殺害されているのが見つかった事件で、約5キロ離れた立川市内の河川敷でも今月20日、ホームレスの男性が鉄パイプで襲われ、重傷を負っていたことがわかった。

 警視庁では、今年3月に府中市内で発生した2件の襲撃事件とともに、同一犯の疑いがあるとみている。

 同庁関係者によると、20日午前4時半ごろ、立川市柴崎町の多摩川に架かる橋のたもとで寝ていたホームレスの男性が、男に繰り返し殴られて重傷を負った。

 一方、府中市の殺人事件では、被害者の男性はベンチに座った状態で、ナタかオノのようなもので後頭部を強打されて死亡した可能性が高いことがわかった。左脇腹や左腕など十数か所を切られており、同庁は、犯人が男性の頭を殴って致命傷を与えた後も執拗(しつよう)に傷つけていたとみている。

(2008年6月28日03時13分 読売新聞)】

釜が崎の件はどうなったのだろうか、おちついたのだろうか。
運動家(逮捕された)は面接も許可されず拘留されたままだというけれど。



橋下知事「国の無駄遣い納得できない」 自民本部で講演 朝日新聞 2008年6月26日0時0分

【会場は自民党国会議員ら数十人が集まる盛況ぶり。「行政に携わって4カ月の僕が皆さんに政治の話をするのは大変恐縮だが」と切り出した橋下知事は、後期高齢者医療制度が批判されているのは国の無駄遣いが背景にあると指摘。「やはり、中央のお役人さんが自分たちの身をどれだけ削ったのかということが、国民にはわかりやすい」と述べ、国家公務員の人件費削減などを求めた。】

給料けずってがんばってますよ・・って言えってこと?
実際、優遇されすぎている条件ならば削るべきだと思いますが。
こういうときって、額はともかく、楽して給料もらってる立場の人ほど手つかずで、身をけずって働いている人はさらに削られる、ってことになりがちですよね。
それより、【新型クラスター爆弾】とか買うのをやめてもらいたい。


防衛省、新型クラスター爆弾調達へ…禁止条約の対象外

 政府がクラスター爆弾禁止条約に同意したことを受け、防衛省は代替措置として新型クラスター爆弾など新たな装備品調達を来年度から始める方針を固めた。

 クラスター爆弾は、内蔵する数個から数百個の子弾を広範囲に散布する爆弾で、海岸線の長い日本の防衛には有効な兵器とされてきた。一方で不発弾も多く、戦闘終結後に民間人が被害に遭うことが多いことから、同条約で製造と使用が禁止されることになった。新型クラスター爆弾は子弾が10個未満と少ないことに加え、子弾が自己破壊機能を備え、不発弾になりにくいことなどから禁止条約の対象外となっている。

 防衛省は〈1〉多連装ロケットシステムに搭載されているクラスター爆弾を新型クラスター爆弾などに換える〈2〉陸自ヘリコプターなどに搭載しているクラスター爆弾を単弾頭爆弾に換える――など、5、6通りの代替措置を組み合わせた配備計画を作り、来年度概算要求で予算要求する方針だ。

(2008年6月22日03時02分 読売新聞)】

【不発弾になりにくい】。なることもあるんでしょ?
すぐ買い換えるって・・・税金だと思って。
よく考えてもらいたい。
読売新聞のスタンスとしては、せめてもの朗報?なのだろうか。
(そう思うわけはこちら参照)
【本土決戦】など想定するのはまちがってる。



裏技「いったん値下げ」 認可・公聴会を回避 電力各社 朝日新聞2008年6月27日5時57分

SEB200806270026.jpg
↑これが【裏技】の解説図。リンク切れになるかなあ

【電力各社が電気料金を値上げするために、いったん値下げする裏技を使い始めた。今春、北陸、中部が相次いで実施し、26日に改定を発表した東京や値上げ検討中の九州、中国も同じ手法を採る見通しだ。「据え置き」と説明している会社もあるが、法律上、値下げにあたり、国の認可や公聴会を回避できる。設備費や経費を削ってコスト合計を減らす半面、そのうちの燃料費は引き上げて、以後、燃料高騰分を自動的に料金に転嫁できる金額の上限を高くする。

 電気事業法は99年の改正で料金本格改定による値下げの場合は届け出制に改めた。しかし、値上げは今も認可制で国が原価を査定し、消費者の意見を聴く公聴会が必要だ。

 全電力とも本格改定による値上げは第2次石油ショック後の80年が最後。最近の原油高騰には、燃料費調整制度による自動的な値上げで対応してきた。ただ、その上限は基準燃料価格の1・5倍。上限を超える値上げは認可が必要だ。そこで電力業界が考えたのが、燃料以外の費用を切りつめて値下げする裏技だ。 】
【今後、燃料が安くなれば料金は下がるが、原油高が続くと、調整制度で10〜12月や来年1〜3月から大幅な料金アップになる可能性が高い。(渡辺淳基) 】

パソコンの電源はマメに切ろう。

しかし、この図と説明から判断するに、最大1.5倍になるの?
ベンキョウ不足が露呈してオハズカシイかぎりですが、ほんとに原油高というのは「いたしかたのないこと」なんだろうか?
なにかあやしいような気がしてならない。
でもまあ、調べてみないとわからないですよね。

とりあえず、メモってことで。






posted by フタバ at 06:57 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

2008年06月24日

憲法解釈変更、集団的自衛権の行使容認を…安保懇が報告書

2008年6月24日21時24分 読売新聞

あんぽこん?
何それ。

【政府の「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の柳井俊二座長は24日夕、集団的自衛権の行使は禁じられているとする政府の憲法解釈を変更し、行使容認を求める報告書を福田首相に提出した。

 憲法解釈の変更には与野党に慎重論があり、福田首相は当面、報告書の内容を棚上げする見通しだ。

 懇談会は、集団的自衛権の行使に当たると見られる4類型を検討した。報告書はこのうち、対米支援に関する「公海上での米艦防護」と「米国に向かう可能性のある弾道ミサイルの迎撃」の2類型について、「集団的自衛権の行使を認める必要がある」と明記した。】


ははあ。「あんぽこん」というのは「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の略のようですが、
実態としては、

「日米安全保障条約の法的基盤の確保に関する懇談会」

もしくは

「アメリカの安全を守るために日本で何ができるか法的裏づけをとっておく現行憲法とはそぐわなくてもの懇談会」

ですね。

一応、

【首相は24日夜、首相官邸で記者団に、「これからよく研究したい」と述べた。しかし、憲法解釈の変更については、「変えるという話はしたことはない」と慎重な姿勢を示した。】

ということにはなってるようですが、危ないなあ。

その懇談会というのは、

【懇談会は安倍前首相が設置し、2007年5月から議論を進めていた。】

っていうことですが、首相カンテイのサイトにも設置の説明が書いてある。

【我が国を巡る安全保障環境が大きく変化する中、時代状況に適合した実効性のある安全保障の法的基盤を再構築する必要があるとの問題意識の下、個別具体的な類型に即し、集団的自衛権の問題を含めた、憲法との関係の整理につき研究を行うため、内閣総理大臣の下に開催するものです。】


メンバーは、




岩間陽子政策研究大学院大学准教授
岡崎久彦NPO法人岡崎研究所理事長・所長
葛西敬之東海旅客鉄道株式会社代表取締役会長
北岡伸一東京大学大学院教授
坂元一哉大阪大学大学院教授
佐瀬昌盛拓殖大学海外事情研究所客員教授
佐藤謙財団法人世界平和研究所副会長
田中明彦東京大学教授
中西寛京都大学教授
西修駒澤大学教授
西元徹也NPO法人日本地雷処理を支援する会会長
村瀬信也上智大学教授
柳井俊二国際海洋法裁判所判事


・・・だそうです。


ああ確実に進む憲法空洞化の動き。
今にはじまったことじゃないのかもしれないけど。
考えることはいろいろありますね。




posted by フタバ at 23:46 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

2008年06月22日

「死に神」と呼ばれた鳩山大臣の話の続き

ひとつまえの記事に関するYouTube記事みつけました。
よく、みなさまが、直接ブログ画面に動画を貼ってらっしゃいますがどうやるかわかりませんので、リンクだけ貼ります。

こちらです。

これでわかったこと。

・そのコラムでは、ほかに2人、計3人の名をあげそれぞれの業績について、何々の神である、という書き方でそろえていた。
・鳩山大臣はかなり怒っている模様。それも、【大新聞】が目立つ場所にそんなことを書いた、というのをかなり気にしている様子。
(このコラムは、夕刊の、「朝日新聞」という一面タイトルの下に位置しているようです)

私は個人的には、「死に神」くらい言ってやってもいいと思います。
死刑を執行するボタンを直接押しているのは鳩山邦夫じゃありませんから。
ボタンを押してる人に対してそういう言い方をしたらどうかと思いますけど。

また、たとえ、ボタンは押さずとも、自分がサインをすることの重みは、最低でも13回、よくよく、よくよく、考えた上で『粛々と』なさったわけですよね?
そういう苦しみを経てきた人にしては怒り方がナイーブなんじゃないかと思います。
(注: 私は、彼が苦しんでいない、とは思っていません。苦しんでいるはずです。ただ、その苦しみを「解決」するために考えた理屈に、たぶん賛成できないと思います。)

それにしても、上記録画の中で、前半は、【大新聞が軽率なことを書いた】ことを怒っていて、そして、ごく自然に、【宮崎さんはそりゃ大変なことをした人ですよ・・】とか、急に、執行された死刑囚たちの話に移り、【(執行された人は)死に神につれていかれたんですか、違うでしょう】と言うところ、なにかやっぱりつながってない。
いや、彼の中ではつながってるんだろうな。
この、一見支離滅裂ぶりが、彼のショックをあらわしているのかもしれない。

これは、全くの想像なのですが、

【死に神につれていかれた】となると、死刑の執行の主体というか実行責任者が【死に神】である、ということで明確になりますね。
おそらく、この人、実行責任は『制度』である、ということにしたいんじゃないかな、と。

でも、『制度』と人間がどっちが上かといえば人間で、『制度』はあくまで従のはずです。

この私の想像は、上記録画内で発言していた大宅映子の言葉にヒントがありました。
彼女は、
【今、日本では死刑は法律で認められています。それを執行するのをノーっていうのはおかしいと思います。
死刑を反対だっていうのなら、死刑反対論をやればいいのであって、死刑執行反対論っていうのは成り立たないと思います】
と言ってました。小学校学級員レベルね。

しかしこのテレビ番組では一同そろって、「死に神」はないだろう、という論調・・・いや「雰囲気」ですね。
たいした時間もとってなくて「論」にはなってないですから。

ただ、私も、番組内で指摘があったとおり、朝日新聞のコラムライターは意図をもってこの原稿を書き、デスクも意図をもってこれを通したと思います。
ので、何らか、言ってほしかったです、まともな論議ができるような何かを。

見城美枝子は、

・死刑じゃないなら終身刑だがその点について国民に伝わってない(=ちょっと意味をつかみかねた。終身刑がどこかで討議されているのか?)
・死刑が決まる順番も国民は知らないしまた、知るべきかどうかの議論もしていない

ということを指摘してました。
また、朝日新聞が「コメントはない」といったことに対し、「どういうことでこの表現をしたのかを何らか述べるべき」と言ってました。

その前の、番組の司会者というかテレビ局の男社員は、

【やっぱり裁判員制度が始まるというこの時期にね、死刑制度そのものを真剣に国民が考えていくという時期に、やっぱりこの書き方では誤解招きますよね】

と言っていた。(そして見城美枝子に話をふって上記の発言がでてきた。このへんやっぱり段取っているのかなあ。結果的に見城美枝子だけが、「やっぱり死に神って表現はダメですよね」と言ってない、けど。)
この男社員の発言は・・・んー・・どうかなあ。
一番重要な点は、最後の見城美枝子の発言ですけど、それは彼女だけの発言で、それまでに出たのは、

・鳩山邦夫がかなり怒っていた
・朝日新聞のこの言い方はやっぱりないんじゃないか

が主だった。
最後の話まで、みんなちゃんと聞いているのかなあ。


posted by フタバ at 01:23 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

2008年06月21日

法相、朝日新聞夕刊コラムを批判 「死に神」表現で 2008年6月20日13時35分 印刷 ソーシャルブックマーク

朝日新聞の、短いコラム欄にあった文をめぐる記事。

私のこの記事のタイトルは、朝日新聞の記事からとったが、最初に、読売新聞の記事に気づいた。

鳩山さんが【抗議】(by読売)または【批判】(by朝日)した朝日新聞の一文は、

朝日によれば、【2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神】。
読売によれば、【「永世死刑執行人 鳩山法相」「2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神」などと報じた。】

(朝日のサイトにて元記事を上記の「2ヶ月・・」で検索したが出てこず)


それに対し、鳩山氏の言葉として記事になっているのは、

朝日:
【・・・「大変な問題だ。そういう軽率な文章を平気で載せるということ自体が、世の中を悪くしている」と批判、「司法の慎重な判断、法律の規定により、私も苦しんだ揚げ句に執行した」などと述べた。】


読売:
【・・・「大変問題だと思う。軽率な文章については心から抗議したい」と述べた。

 法相は「死刑囚にだって人権も人格もある。(表現は)執行された方々に対するぼうとく、侮辱でもある」と話した。】


ちなみに、素粒子というコラム欄についての説明は、

【 〈素粒子〉 夕刊一面の、これも売り物コラムです。日々のニュースを「寸鉄人を刺す」の意気込みで切ってみせます。14行と短いだけに、加藤明は早朝から新鮮な素材を探し出そうと新聞の隅々に目を通し、執筆に頭を悩ませています。 】

だそうです。(ココにあります)


読売記事の中にある、【死刑囚にだって人権も人格もある。(表現は)執行された方々に対するぼうとく、侮辱でもある】
というのがよくわからない。
人格も人権もあるからりっぱに死刑にされたんだよ、ってことですかね。
ちなみに、「冒涜」くらい漢字で書いてもらいたい。
助詞じゃないんだから。
話それたけど、とにかく、この言葉の意味はよくわからないな。
私を死神とは失礼な、ならわかるんだけど。
私なんぞ(私という一個人)のおかげで死んだ、といわれるのは、国家の制度(というりっぱなもの)のおかげでお亡くなりになった方への侮辱、ってことですか?
死刑を適応される人権もあるのに、ってこと?
あーよくわかりません。

で、朝日新聞の反応は。

朝日が報じた朝日の反応:
【法相の発言について、朝日新聞社広報部は「『素粒子』は、世の中の様々な出来事を題材に、短い文章で辛口の批評をするコラムです。鳩山氏や関係者を中傷する意図は全くありません」としている。 】

こういうとこが新聞てキライ。
急に好き嫌いの話になるフタバさん(自分)もどうかと思いますが・・
しかし、自社の記事、自社の広報部の発言について、【としている】だって。
【というコメントを出した】ぐらいにするべきでは。

読売が報じた朝日の反応:
【朝日新聞社広報部の話「社としてコメントすることはありません」】

あれ?
じゃ、社外に向けてコメントしたんじゃないのね。
朝日新聞の記事担当部門の誰かが、同じ社内の別部門である広報部にといあわせて得た言葉、ってこと?



鳩山法相発言@朝日の、【そういう軽率な文章を平気で載せるということ自体が、世の中を悪くしている】ていうのは、どうだろう。
世の中を悪くしている。
妥当性はともかく、新聞があおるからいけない、とかいうことは政治家はしばしばいいますね。
新聞は今でも世の中の意見を代表したり形成しているのか、よくわからないです。
世の中にある形にならない「気分」を、言葉によってまとめ、形作る、という役割をはたしていた・・こともあったのかな。
なんとなく、「新聞に書いてあることはそのとおり」なんだと小学生の頃は思ったけど。
「新聞に書いてあるってことは・・そうなのかな?」と。



そういう「周辺事情」はともかく。

やっぱり、この時期に、宮崎勤の死刑が執行されたのは、ちょっと、「え?」と思った。
実録・連合赤軍 あさま山荘事の道程』を見ようと思いつついまだ見てないのですが、この映画(実際の事件を扱った)が話題になりはじめたとき、これにも出てくる死刑囚の執行が行われてしまうんではないか、と思ったりもしました。
posted by フタバ at 09:57 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

2008年06月19日

「西成署に抗議を」 呼びかけた労組委員長逮捕 2008年6月18日19時45分

これはかなりひどい話・・なのではないかと思う。

【労働者らによる大阪府警西成署前の一連の騒動で、府警は18日、同署への抗議を呼びかける際に車を無許可で路上に止めたとして、労働者を支援する釜ケ崎地域合同労働組合委員長の稲垣浩容疑者(64)=大阪市東淀川区淡路4丁目=を道路交通法違反の疑いで逮捕した。

 府警警備部によると、稲垣容疑者は14日夕から約2時間半にわたり、道路の使用許可を得ずに街宣車を同署前に止め、多くの労働者らを集めて人や車の通行を妨害した疑いが持たれている。調べに対し、黙秘しているという。

 18日夜は同署周辺に約250人の労働者らが集まったが、同労組の抗議活動が短時間で終わったため、数人の若者が騒いだ程度。騒動が始まった13日以降初めて、府警機動隊員が出動しなかった。

 一連の騒動は、稲垣容疑者らが13日夕、「労働者が西成署の取り調べで暴行を受けた」と主張し、抗議活動を呼びかけたのがきっかけで始まったとされる。府警は暴行を否定している。18日未明までに労働者や若者ら18人が公務執行妨害容疑などで逮捕され、警察官18人がけがをした。 】

これがいわゆる別件逮捕?

『府警は暴行はなかった、としている』と書く方が公平だと思うけど。

posted by フタバ at 01:44 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

2008年04月23日

「できれば入国お断り」 国境なき記者団に政府苦慮 2008年04月23日08時01分

朝日ネットの記事より。


【北京五輪開会式への不参加を呼びかけている市民団体「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)が、長野で26日に予定されている聖火リレーへの抗議活動のため来日を計画していることに、政府が頭を悩ませている。できれば混乱を回避したいが、入国を拒否する法的な根拠が見つからないためだ。 】

見つからないなら拒否できないと思う。

しばらく前に誰かイタリア人が事実上の入国拒否をされたとおぼしき一件があった。
私自身は全然知らない人だし、政府の理屈とおぼしきいいわけをきいても(きいても、って、人様のブログの記事で読んだだけでその範囲では)、つまらない小理屈を並べているだけで、なぜにそんな役所的いやがらせをするのだろうと思った。

(そのイタリア人の件については、こちらの記事から。)

【RSFは、ジャーナリストのロベール・メナール氏らが85年に結成し、01年の北京五輪開催決定時から抗議活動を展開。3月にギリシャで行われた採火式では、メナール氏らが五輪の輪を手錠で描いた旗を掲げ、当局に拘束された。メナール氏らは長野でも横断幕を掲げるなどの抗議活動を予定しており、22日に日本に向けて出発するという。

 これに対し、日本政府は「平穏な目的とは考えづらい。なるべく来日は遠慮してもらいたい」(政府高官)として、入国を拒否できるかどうか検討に入った。

 政府関係者によると、入国の可否を判断する法務省に対し、首相官邸から「拒否できる合法的な理由を見つけるように」と水面下で話があったという。政府高官は「サミットも控えており、混乱は未然に防いで当然だ。報道や集会の自由への侵害と批判される理由はない」と主張する。 】

ははあ。サミットってアメリカ大統領もきますよね。
そのサミットが混乱におちいることの方が、【報道や集会の自由への侵害】の方が困ることなんだなあ。
でもサミットっていつ?
ええとしらべた。7月ですね。
サミット開催前に混乱がおこることがイヤなんでしょうけど、聖火リレーを行うほかのいろんな国でも混乱がおきたりおきなかったりいろいろで、おきたからといってその国の評判は、少なくとも、国民レベルではおちないと思う。
それに、横断幕をかかげるくらい、どってことないじゃないの。


【法務省幹部は「どのような目的で長野に行くのかなどの情報が少なく、判断しづらい」。同省は空港での入国審査で、メナール氏が計画している抗議活動が合法的なものかどうかを中心に審査し、最終判断する見込みだ。(餌取稔也、市川美亜子)】

これはとてもあぶない【審査】だと思う。
それにいま、日本国籍じゃないと目の写真とられたり指紋とったり、だっけ、いろいろ犯罪者扱いのことも調べるでしょう。
日本ていうのは警察国家で最近自分の再婚にかんしてまちがった報道があったのでおこった大統領がいる国みたいだ、といわれたとしても、平気でいるらしいことが(政府が)とても心配。

横断幕での抗議活動というのはテロではないと思う。
(たぶんテロ対策なんとか法をもちだすんではないかと思って、テロ、の話をするのですが。)
私思うに、テロというのは、たとえば北京オリンピックが気に入らないなら、選手をおどして全員自国に足止めするとか、競技場などの施設をこわしてつかえなくするとか、そういう物理的な邪魔をすることであって、それを警戒する被抗議側の心配はまあもっともだと思う。
しかし、ことばで抗議するだけというのは、アピール活動であり、それをみて、誰かが動くことを「期待」するにすぎないものです。
それくらい、選挙でいくらでもやってるでしょ。

とにかく、こんな記事が出てはずかしくないと思う政府関係者がいることが、驚愕に値すると思います、最近の日本。
posted by フタバ at 11:15 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

2008年04月22日

映画「靖国」公開、5月3日から渋谷で 各地も続々と 2008年04月21日19時45分

朝日ネットの記事より。

【上映を取りやめる映画館が相次いだ映画「靖国 YASUKUNI」が、5月3日の東京・渋谷シネ・アミューズを皮切りに、順次、全国で公開される。配給側のアルゴ・ピクチャーズが21日、発表した。同社の岡田裕社長は「多くの映画館が受けて立ってくれて、スタートが切れる。上映を見合わせていた所も、これで相当数、名乗りをあげてくれるだろう」と話した。


ひとまずよかったです。

私はみにいきたいと思っていたのでたぶん見にいきますが、そう思って結局行きそこなう映画もたくさんあります。
そういう映画のひとつとして、普通に上映されてそのうち終わる、それ自体が重要だと思います。

映画をつくった方は、「言論の自由のために」映画をつくったのではなく、「言論表現の自由があるから」たまたまこういう内容の映画をつくったのです。見にいく方も同じ。

【他に公開日程が決まった映画館と封切り日は、次の通り。5月10日 シネカノン有楽町1丁目(東京)、第七芸術劇場(大阪)▽24日 シネツイン新天地(広島)▽6月7日 京都シネマ(京都)、シネ・ウインド(新潟)▽7月12日 シネマテークたかさき(群馬)、桜坂劇場(沖縄)。このほか北海道から九州までの15館が、日程を調整中だ。 】

東京は、アミューズとカノンね、はいはい。

【那覇市にある桜坂劇場の真喜屋力プログラムディレクターは「お客様から上映について問い合わせがあるが、右翼からの働きかけはない」という。「元々上映を予定していた。起こってもいないことを怖がっても仕方がない」 】

東京での初日が5月3日憲法記念日ですね。
これも、ねらったのではなく、日本では映画は土曜日から新しいのにきりかわるからでしょう。ゴールデンウィーク公開ってことです。

文化庁の役人が、映画会社に稲田議員の意向をつたえたのは、やっぱりちょっとひっかかります。




posted by フタバ at 05:00 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

2008年04月13日

反戦ビラ配布処罰は合憲 最高裁が上告棄却 罰金刑が確定へ

『靖国』続報も気になっているのですが。

こちらの記事も気になりました。というかほんとに大丈夫なんだろうかこんな判決出しちゃって。



【東京都立川市の防衛庁(当時)宿舎の新聞受けに、自衛隊のイラク派遣に反対するビラを許可なく入れたとして、市民団体のメンバー三人が住居侵入罪に問われた事件の上告審判決で、最高裁第二小法廷(今井功裁判長)は十一日、「表現の自由は無制限に保障されるわけではなく、他人の権利を害する手段は許されない」と述べ、被告側の上告を棄却した。】


という話なんですが。



【懲役六月の求刑に対し、一審の東京地裁は「ビラ配りは憲法で保障された政治的表現活動。住民の被害は小さく、刑事罰にするほどの違法性はない」と無罪とした。しかし、東京高裁は「住民の不快感を考えれば被害は軽微ではない」として三人に十万−二十万円の罰金刑を言い渡した。】


要は、

一審・・・無罪
高裁・・・有罪
最高裁・・・やっぱり有罪


私の感想は、少なくとも今回、最高裁は政府の味方をしたのであり、主権者たる国民の味方をしたのではないな、ということ。


この記事には記者による「解説」がついている。


【被害内容触れず形式判断
<解説> 立川反戦ビラ配布事件で、最高裁は「住民の私生活の平穏を侵害したのだから、刑罰を科しても違憲ではない」との論理で有罪の結論を出した。

 判決はビラの内容ではなく、配布方法の妥当性のみを検討したことを強調し、刑罰が必要なほどの「住民の被害」については具体的に触れなかった。判決がかろうじて言及したのは、官舎の管理人から被害届が提出された事実だが、公判の過程で、その被害届はあらかじめ警察が準備したことが判明している。

 自衛隊イラク派遣の是非について国論を二分する議論が続いていた時に、三人は逮捕された。検察は起訴後に「自衛隊関係者の住民に精神的脅威を与えた」とビラの内容を問題視した起訴と明言。この点にまったく触れなかった最高裁の判断には疑問が残る。

 自分と異なる意見であっても、存在を許容するのが民主主義社会のはずだ。ビラ配布は市民にとって有用な伝達手段であり、受け取った側は不要なら捨てられる。

 そんな穏やかな行為を「罪」として逮捕された上、七十五日間も拘置される国は民主主義国家だろうか。この事件は、市民運動全体を明らかに萎縮(いしゅく)させた。それだけに最高裁は形式判断に逃げず、表現の自由の重みを正面からとらえるべきだった。 (社会部・出田阿生)】


高裁の判決をきいたとき、ビラを配った場所が隊員宿舎だったからだろうか、と思った。
世間の風から公務員を守ろうという判決だろうか、とか。

この記者の解説の中にあるとおりだとすると、

・被害届を警察が用意した、というのは、疑問が残る。
 自衛隊宿舎の管理人が世間的にウブ、とは思えないし。
 まあそうだとしてもどうかとは思う。

・七十五日間の拘束。これはあきらかに疑問。

・【検察は起訴後に「自衛隊関係者の住民に精神的脅威を与えた」とビラの内容を問題視した起訴と明言。この点にまったく触れなかった最高裁の判断には疑問が残る。】
 というところ。
 ほんとうに疑問だ。
 【「表現の自由は無制限に保障されるわけではなく、他人の権利を害する手段は許されない」】
 この言葉の、それこそ「表現」、なんか自民党の憲法内容変更案みたい。
  自由は無制限に保障されないんだね。
 今回、裁判官が3人一致でこの判決を出したそうだけど、3人一致で問題のはぐらかしを行い結果的にはかなり「危ない」・・というのは、憲法の精神にとって・・・判決を出したのだと思う。



 



記事の全文はこちらから。
posted by フタバ at 01:58 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(1) | 憲法

2008年04月11日

東京でも上映されることになったけれど(仮タイトル)

『靖国』という映画の上映が、諸事情により中止になった件で、何度かエントリーを書きました。
東京はぜんぜん上映なしかと思われたのが別の映画館が上映することにしたようで、地方でも同様の動きが、というニュースをとりあげようとしつつ日がすぎていたら、今度はこんなニュースが。


「靖国」刀匠 議員「本人が削除希望」監督「なぜ変心」
2008年04月11日01時40分



とりあえず、リンクのみ。

【3月末と今月9日に、有村議員から「国会で映画を審議しているからどう考えているのか意見を聞きたい」という内容の電話を受けた。】

なぜ国会で映画を審議する必要があるのですか。
驚愕しました。
posted by フタバ at 02:20 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法

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