2007年08月22日

「こうのとりのゆりかご」続報

赤ちゃんポストの5人目、両親とみられる男女引き取る
2007年08月21日21時30分


短い記事のため、全文引用しますよ。

【熊本市の慈恵病院(蓮田太二理事長)が「こうのとりのゆりかご」の名称で運用している「赤ちゃんポスト」に、今月上旬に預けられた生後約1カ月の男児がその後、両親とみられる男女に引き取られていたことが21日、関係者の話で分かった。

 この男児は児童相談所に移されていたが、男女から病院側に問い合わせがあり、引き取られた。運用を始めてから計6人の新生児らが預けられたが、引き取られたのは初めてという。】

みじかすぎる記事のため、なんともいえませんが、いっぺん「ゆりかご」に「預け」たが、考え直した、ということですね。
こういう逃げ場を、一組の親子のために一回つくれただけでも、よかったと思います。

少し前の記事ですが。

熊本の赤ちゃんポストの男児 「福岡から来た」と話す
2007年05月17日


というのもあります。

【 親が育てられない新生児を匿名で預かる熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)の「赤ちゃんポスト」に預けられた3歳ぐらいの男児が、「(父親と)福岡から来た」「(父親から)『かくれんぼをしよう』と言われた」などと話していることが17日わかった。熊本県警は「(病院が)生命や身体の安全確保ができる場所だった」などとして保護責任者遺棄罪には当たらないとする一方、父親を捜している。 】

これこれ。これもよかった。保護責任者遺棄罪にもあたらない、っていうの。

【同病院によると、男児が預けられたことを受け、15〜16日に賛否の意見などがメールや電話で十数件寄せられた。

 ポストが利用されたことについて「(男児が)虐待されなくて良かった」「自分も施設で育った。施設に入れることは絶対反対だ」などの意見のほか、「男の子がかわいそうだから引き取りたい」といった里親希望、男児の親への反発を示す意見など。全体では、肯定的な意見が否定的な意見を上回ったという。】

そうですね。みんな、子どもが助かってよかった、というところなんでしょう。
それから、里親希望者がでてきたのはよかったと思う。

ところで、
こんな記事↓もある。

赤ちゃんポスト検証に第三者組織 熊本県・市が設置へ
2007年08月16日
 熊本県と熊本市は16日、同市の慈恵病院が「こうのとりのゆりかご」の名称で開設した「赤ちゃんポスト」について、運用状況などを検証する第三者組織「こうのとりのゆりかごをめぐる課題の検証会議」を共同で立ち上げると発表した。ポストに置かれた子どもの心身の発達などを専門家の観点から検証し、09年内には最終報告をまとめる予定。

 会議のメンバーは選定中で、法医学や心理学、児童福祉の専門家など5〜7人の予定。】

学者ねえ・・・どうかな、これは。
市民の意見を代表する人も必要なんでは。

ともあれ、いまのところは、まあ、なんというか、順調なわけですね。

私は、この病院の「ゆりかご」には賛成です。
かといって、同様なことを、行政指導であちこちやる、っていうのはどうかとも思います。
その病院は、その病院なりに考えて、自分のできることをしたわけで、そのように意志があるからこそ、今まで事故もなく(まあ何年もたってるわけじゃないのでわかりませんが)続けてこられたのだと思います。

行政がなにかやるとしたら、これは、市民の側から(病院、という法人であるにせよ、公的機関ではないですよね)こういうアクションをおこしたなら、それを「サポート」するのに徹してほしいです。
あと、もっと長い目でみないと、なんともいえない、っていうところもあると思います。



posted by フタバ at 00:02 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 少子化・こども
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