2007年04月23日

特急内で暴行、容疑の36歳再逮捕 乗客沈黙

毎日新聞 2007年4月21日 19時40分 (最終更新時間 4月22日 1時34分)・・のネット記事より。見出しは少し変えてあります。


とてもひどい事件で、引用することすら、なにかおちつかないものがあるのですが、アドレス貼り付けだけにしておくと、日本のネット新聞記事はすぐきえてしまうので、いちばん下に、全文コピーしてしまいます。

ともかくひどいです。被害にあった方、どんなに恐ろしく絶望的な気持ちだったでしょう。どんなに想像しても想像の閾を出ない、経験していないものにはわからないほどの恐ろしさだったと思います。また、事件の影響で今でも苦しんでいらっしゃる可能性も高いでしょう。

このニュース、あるブログの記事経由で知りました。
そこの記事のアドレスだけ貼っておきます。

傍から見れば「してない」だけ、でも主観的には「できない」理由はいくらでもある

↑は「はてなダイアリー」の記事なので、下の方の、「おとなり日記」の中に、同じ事件を扱ったブログがいっぱいでてくるようになっています。

それらなど読むと、ざっくりいえば、

A)ひどいと思うが自分がなにかできる自信がない
B)なにもしなかったなんてまわりのひとはひどい

という2種類の意見がめだちます。
BよりはAの方に個人的には共感をおぼえます。
私だってどうしたらいいかなんてわかりません。

でも、あまりにも無力感がただよいすぎていて、それもちょっとどうかと・・・

最低限、どんなことだったらできたのか。
今からそんなことを考えても、今回の被害者の方には何の役にもたたないと思います。
ですが、せめて、アタマの中でシミュレーションしてみるくらい、しておきたい。
このようなことはしょっちゅうあることではないし(あっては困る)、アタマでわかっていても動けない、ということもあるだろう。でもなにか、きっかけがあれば。そう思うので、ちょっと考えてみる。

ほんとに最低限、間違いが自分の身にふりかからない、という条件ならば、犯人にみられない場所で携帯から110番するとか(電車内の通報ブザーの存在がわからないとしてもです)。
万が一、それが「事件」でなかったにしても、ちょっと警察におこられたりする程度でしょう。
また、通報ブザーならば、今の車掌ならば、こちらが最悪の事態を想像した、ということを説明すれば、文句など言わないと思います。いわれたとしたってどうってことはない。

この電車、特急ということは、山手線みたいな横向きベンチ式の座席でなく、2人ずつくらいタテにならんでいる、新幹線式の座席になっていたんだろうか。ほかのニュース記事で、被害にあった方が、前から○列目にすわっていた、というように書いてあったし。とすると、何をやっているのかというのは、たしかにみえにくかったかもしれない。
そうならば、ですが、そうならば、逆に、少し離れた席でなにかしゃべっててもわからない、ということでもある。ならば、おとなりの人同士で、「あれ、どうなってるんでしょう?変ですよね?」とこっそり話して対策をねるとか。三人よればなんとやらで、通報ブザーを思いつく人もいるかもしれない。
あと、なんというのか、知らない人に出たとこ勝負で上手に声かけられる人っていますよね。人生経験いろいろある的な人・・・そういう人がひとりでもいたら、うまく、やんわり、なにかできたかもしれない。最低限、気をそらすこととか。

それから・・
やっぱりいちばんいいのは、まず、通報ブザーだったと思います。車掌はおそらく、「お客様・・」という感じで、とりあえず声をかけるでしょう。それで、この男ならば反撃する。でもそうなれば、それこそ、車内の人みんなが注目する騒ぎとなりますよね。それによる多少の抑止力というものが期待できる。
この場合、この男が刃物などもっていやしないか、とらわれてる状態の女の人にさらなる暴力が加わるのではないか、ということが心配な点ではありますが・・・。

あとはええと・・終点の大阪に着く前、京都ならばある程度降りる人もいたのでは。降りてからの通報ならば、すくなくとも、新大阪でまちかまえて(駅関係者なり鉄道警察なりが)すぐつかまえることもできたかも。そうしたら、12月の事件もおきないですんだかも。

ところで、このサンダーバードっていうのは9両編成らしいんだけど、そのレベルの特急っていったい何人車掌が乗っているのだろう?ひとりしかいなかったら、たとえ通報されても手に余ったかも、この男の場合。

かもかもと、仮定の話、しかも「たら、れば」の過去にさかのぼってのむなしい話だけど、やっぱり考えてしまった。

日本の犯罪がふえている、という「イメージ」は、どうやら正しくなさそうなのですが(理由は今日は省略)、「おきないように」なにかをすることと同時に「おきたら最低限なにができるか」もプロパガンダしてほしいですね、関係当局には。もしおきても少しでも被害規模を小さくする、ためにも。


【大阪府警淀川署は21日、JR北陸線の富山発大阪行きの特急「サンダーバード」の車内で昨年8月、大阪市内の会社員の女性(当時21歳)に暴行したとして、滋賀県湖南市石部南、解体工、植園貴光被告(36)を強姦(ごうかん)容疑で再逮捕した。当時、同じ車両には約40人の乗客がおり、一部の乗客は異変に気付いたものの、植園容疑者にすごまれ、制止できなかったという。植園容疑者は、昨年12月にも同様に車内や駅構内で女性に暴行したとして今年1月、滋賀県警に逮捕され、強姦罪などで現在公判中。

 調べでは、植園容疑者は、昨年8月3日午後9時20分ごろ、福井駅を出発した直後に、6両目の前方から2、3列目にいた女性の隣に座り、「逃げると殺す」「ストーカーして一生付きまとってやる」などと脅し、繰り返し女性の下半身を触るなどしたという。さらに、京都駅出発後の午後10時半ごろから約30分間にわたり、車内のトイレに連れ込み、暴行した疑い。女性は車両前方のトイレに連れて行かれる途中、声を上げられず泣いていたが、付近の乗客は植園容疑者に「何をジロジロ見ているんだ」などと怒鳴られ、車掌に通報もできなかったという。

 植園容疑者は昨年12月21日、JR湖西線の普通電車内で女性(同27歳)に暴行し、さらに大津市のJR雄琴駅で電車を降り、同駅のトイレに女子大学生(同20歳)を連れ込み、暴行したとされる。

 JR西日本によると、同社の大半の車両には連結部付近に通報ブザーをつけているほか、トイレにも体調悪化などに備えたブザーを設置。いずれも車掌に連絡が届くようになっている。また、特急など停車駅間が長い列車の場合、車掌の車内巡回を励行しているという。同社広報部は「引き続き車掌の見回りなどを強化し、乗客の安全確保、防犯対策に努めていきたい。事件を目撃したら通報ブザーを活用してほしい」と話している。【鵜塚健】】

posted by フタバ at 01:00 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他
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