2006年11月05日

11/4 北朝鮮核 周辺事態法、適用は無理 / 元官房副長官 石原信雄氏

北朝鮮の核についていろいろな人の意見をきく連載もの。

【「北朝鮮の核開発を止める影響力をもつのは中国しかいない。今回北朝鮮が六カ国協議への復帰を決めたのも、中国が本気で動いたからだ。・・・(中略)・・・カギを握るのは中国の対応だ。中国は成功すれば国際社会での評価も高まるため、体面をかけて臨むはずだ」】

そうですね、そのように中国が考えているのだといいと思います。


【「北朝鮮は米国の姿勢を注視している。ブッシュ大統領は軍事行動の選択肢を示さず、経済制裁の域にとどまっている。イラク政策での失敗を抱えて危機に立っているため、北朝鮮への軍事行動はとれない。・・・】

ふむ、イラク政策は失敗したという評価をしているわけですね。

【「米国による北朝鮮の空爆は限定的だ。重要な施設は地下にある。】

そうなの?
それ、もっと大々的に喧伝してほしいですね。
先制攻撃だなんだってさわぐ人のために。
一般的に攻撃は最大の防御なり、ですが、一般的なことを、具体的な世界の事態にあてはめてかんがえるのは、ムダなことであり、害があるだけではないかと思う。

つづき。

【もぐらたたきのようにピンポイントでたたき、後は海上封鎖で兵糧攻めにするのが有効な手法といえる。ただこれは中国の協力が必要だ」】

てことになると、中国も朝鮮を攻撃する気にならないと意味ないってことか。
憲法をかえて軍事行動で外交したい人は、中国と協力体制も主張しないと駄目ですねえ。

【「日米安保がぐらつくような核保有議論は、日本がすべきではない。軍事評論課やエコノミストが議論するのはかまわないが、政府・与党の責任者が言及するのは賢明ではない。プラスの要素は何もない」】

そうそう。
核保有議論をするのも反対、というのは、なにも、議論自体をおさえこみたいのではない。立場ってものがありますよね。

【「地下核実験で直ちに周辺事態法を適用するのは立法の経緯から無理だ。二回目の核実験でも無理。北朝鮮が日本へのミサイル発射準備を終えているような場合が周辺事態といえる。敵地攻撃論もあるが、日本の憲法上では無理だし、すべきでない。戦争は自衛のもとに先制攻撃から始まっている」】

フタバの関知している範囲では、この人の言っていることはまともだな。

政治家は引退するとまともなことをいうようになるんじゃないかなあ。
あと、新聞も、もっともっと頻繁に、この囲み記事程度の長さと内容の取材を政治家に対してすべきではないか。現役の人に対しても。
誰々が●●っていった、という程度の、小僧さんのお使いみたいな伝聞ばかりのせてもらってもこまるし。
どういう言葉をひきだすのかも、手腕のみせどころですよ。

【日米安保がぐらつくような核保有議論は、日本がすべきではない。】
これは、どこかでじっくり考えたい問題定義ですね。
憲法と軍備の関係、日米関係の問題、いろいろ議題がでてきそうです。


posted by フタバ at 10:23 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | アジア情勢
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