2006年08月23日

8/22夕刊 教養新書の快進撃続く 手軽にお勉強 読者をつかむ

「ニュース本ニッキ」というカテゴリーは、まさに、新書のはやりに乗ったもの。
つまり、新聞は日日の報道であるけれど、ひとつのテーマの断片でしかなく、ちょっとまとまって考えたいときに便利なのが新書。

【こうした教養新書ブームの背景には何があるのか。まず挙げられるのが、従来よりも”読者にやさしい新書”が増えていること。「国家の品格」や、教養新書最高の四百万部を突破した養老孟司著「バカの壁」は、ともに著者が語る内容を編集者がまとめるという聞き書きの形で作られた。「読みやすさを追求して、さまざまな工夫をしている」と新潮新書編集長の三重博一氏は強調する。】

安倍晋三の「美しい国へ」も語ったのをまとめたっぽい。
まあ、タレント本てそういうものだから。
でも、古い話ですが、糸井重里が聞き書きをまとめた矢沢永吉の「なりあがり」は、それなりにおもしろかった。これは、しゃべるエーちゃんと当時人気コピーライターの糸井さんとの芸の掛け合わせがうまくいったからでしょう。
安倍さんの本をまとめたのは誰なのかなあ。
(と、自分で書いたのではないときめつけてる。でも、よめばわかるけど、しゃべってるときの安倍さんぽさ、がありすぎるので。)

養老さんは、どこかの時点で、「書くのはやめてしゃべったのをまとめてもらってる」とはっきり述べていた。「まだまだいいたいことはたくさんあるのでこの方法だと助かる」とも言っていたと思う。正直だなあ。
フタバも、一時は養老氏の本をつづけて読んだけど、突然飽きてしまった。

上記の三重氏は
【「かつての新書は若者が教養を身につけるものだったが、現在の役割は変わってきている。我々はサラリーマン向けに、等身大の視点で新書を作りたいと考えた」】
と話しているそうです。

えーでも、等身大の視点ばかりだと、飽きちゃうと思うなあ。

【ちくま新書でも、高橋哲哉著「靖国問題」は小泉首相の靖国神社参拝、「ウエブ進化論」はインターネットの新しい動きであるウエブ2.0を、それぞれいち早く扱うことでヒットにつながった。】

この2冊ともフタバも読んだ。そもそも、「ウエブ進化論」について書くため「ニュース本ニッキ」カテゴリを設けたんだけど、途中までになってる。
この引用箇所は、【ベストセラーとなった新書は時代と同調しているのも特徴】だということの説明として書かれている。
しかし、こういう内容って、本来、新聞がもっと充実していれば扱える範囲ではとも思うんだけど。
日本の新聞報道は、それほど公平でもなく、とりあげる材料がかたよっているだけでなく、表面上の公平さを保つため、解釈をしなさすぎで、なにも知らない人が読んだらなんのことやらわからない薄味記事が多すぎる。
社説だけが妙に独立していて。
新聞がものたりないから、こういう、「ナウな話題」の本が出ざるを得ない、って気もします。

なので、こんな記事を書いている日経新聞は、正直暢気だと思います。
posted by フタバ at 16:24 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 管理人的メモ
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