2006年05月11日

「裁判員制度」について/4月30日エントリーの続きです

そもそもどういう理由で裁判員制度が設けられてしまったのか。
とりあえずは最高裁のサイトを見てみました。
この記事内の引用部分【  】は、下記サイトからになります。

裁判員制度

この中の、裁判員制度Q&Aというのが読みやすいです。

制度のねらいについて。

【● 裁判員制度が導入されることで,どのようなことが期待されているのですか。
裁判員が参加することにより,裁判官,検察官,弁護人とも,まず国民に分かりやすく,迅速な裁判とするように努めることになります。また,法律の専門家が当然と思っているような基本的な事柄について,裁判員から質問や意見が出されることによって,国民が本当に知ろうと思っているのはどういう点なのかということが明らかになり,国民の理解しやすい納得のいくものになると思われます。
一言でいうと,裁判の進め方やその内容に国民の視点,感覚が反映されていくことになる結果,裁判全体に対する国民の理解が深まり,司法が,より身近なものとして信頼も一層高まることが期待されています。】

フタバは、「国民の視点、感覚が反映されている」可能性があるので、そういうところを『前向きに』とらえるのがいいのだろうか、と思っていた。
しかし。

【● 裁判員制度ではどんな事件の裁判をするのですか。
裁判員制度は,地方裁判所で行われる刑事裁判について導入されます。裁判員裁判の対象事件は,一定の重大な犯罪であり,具体的な例は,「裁判員制度の対象となる事件」のコーナーを参照してください。(刑事裁判の控訴審や民事事件,少年審判等は裁判員制度の対象にはなりません。)
刑事裁判は,全国で毎日行われており,平成16年には地裁だけで8万件以上の刑事事件がありました。すべての刑事事件に裁判員制度を導入すると国民のみなさんの負担が大きくなるため,国民のみなさんの意見を採り入れるのにふさわしい,国民の関心の高い重大な犯罪に限って裁判員裁判を行うことになったのです。 】

【裁判員制度の対象となる事件
代表的なものをあげると,次のようなものがあります。

1.人を殺した場合(殺人)
2.強盗が,人にけがをさせ,あるいは,死亡させてしまった場合(強盗致死傷)
3.人にけがをさせ,死亡させてしまった場合(傷害致死)
4.泥酔した状態で,自動車を運転して人をひき,死亡させてしまった場合(危険運転致死)
5.人の住む家に放火した場合(現住建造物等放火)
6.身の代金を取る目的で,人を誘拐した場合(身の代金目的誘拐)
7.子供に食事を与えず,放置したため死亡してしまった場合(保護責任者遺棄致死)】

つまり、死刑の求刑もありうるような、重い事件の裁判に参加するんですよ。【国民の関心の高い重大な犯罪に限って】です。
重い事件といったって、人権とか国の役割とか、じゃないんですよ。
被告は国民、原告も国民、の裁判だけなんですよ。
国民が参加するなら、被告が国ってのに参加したいですねえ、フタバなら。
何十年もかかって、公害病の人たちが一部亡くなってしまってからようやく和解とか、そういう裁判じゃないんですねえ、参加できるのは。

ここでフタバの邪推。
死刑制度をどうにかしたいのでは?
もしくは、国民のみなさんが参加しての判断なら文句いわれないだろうってな発想。どうにかというのが具体的に『どう』、なのかはちょっとつかみかねるけど。

ここで紹介したサイトは、あくまで『公式』的なものなので、ほかに、成立の経緯についての情報、さがしてみます。
これはというものがあれば、またこのブログで書いてみます。
いまさらしょうがないのかもしれないけど。

posted by フタバ at 23:13 | 東京 🌁 | Comment(0) | 「裁判員制度」について
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。