2006年03月28日

3月24日(夕刊)暇だから「青く見える」村上龍氏に聞く

見出し、実際はもっと長い。
一応全部写してみますと。

【隣の芝生は…点検家族格差 下/村上龍氏に聞く 生きる戦略磨け/暇だから「青く見える」 社会は単純ではない】

村上龍氏の編集するJMMも購読してるし、彼が常にキャッチーなのは感じるが、言ってる内容は、常に、わかるようなわからないような、なのだ。フタバにとっては。

【「高級レストランで食事をするとか高級住宅地の一戸建てに住むとか、ファーストクラスで海外旅行に行くとか、セレブな暮らしは確かに価値がある。でも価値があることがそれだけだと考えると選択肢は狭まるし、息苦しい。NPO(非営利組織)勤めでも陶芸家でも良い。自分に向く仕事を見つけ、充実した生活を送れていれば決してセレブな暮らしをしている人をうらやましくは思わない」】

こういう言い方がよくわからないところなんだなあ。
NPO勤めに陶芸家?!
あんまり適当な例じゃないと思うわ。
働いたことない若い子が読んだら誤解すると思うけどねえ。

【・・同じ会社にいても、仕事ができて将来安泰な『勝者』もいれば、リストラ対象となりうる『敗者』もいる。業績が悪い負け組企業にもヘッドハンディングされる優秀な人材はいる」】

んー、それくらいのこと、働いている人はわかってるんじゃない?

【「人間だれもが自分の柔らかな『心のコア(核)』のようなものを守る盾(シールド)が必要だ。人によって盾の種類は様々だが、知識やスキル、それに親しい友人や家族のように個人に属するものと、会社や地域社会といった外側にあるもの、おおまかに二種類ある。これまでの日本社会は外側のシールド、会社組織などに依存する傾向があった。これからは、組織・集団への依存を減らして、もっと自覚的に個的な戦略を持つほうがリスクが少なく合理的だ」】

んー。
・・・たぶん、この人のあげる具体例のアピール力が、フタバには、あまりないんだわ、きっと。
そしてこの、『リスクが少なく合理的』といった、今ウケそうな用語。
キャッチー村上。

別に特筆するようなこともない企業で、こつこつ働き続け、つまらない組織の論理もしかたなく受け入れつつ、たまたま与えられた業務に自分なりのやりがいを見出し、自分なりにレベルアップをはかり、満足している。というような人は昔っから多いでしょ。

で、終身雇用制だったから、報酬のめどってものが立っていたから、生活のプランもたてやすく、アップダウンがいろいろあっても、がんばろうと思えたってことかな。
やはり、終身雇用にかわる働き方の選択肢がわかりやすくある、ってことは重要だな。

まあだから、キャッチー村上龍氏のおっしゃる、

【・・以前なら『五年後に自動車を買おうか』『結婚して団地に住もうか』など個人それぞれが希望を描けた。でも今は五年後、十年後に自分の生活が良くなると思っている人は少数ではないか。】というのは、確かになるほどと思える。
ただ、そのあとに続くことば、

【だから現状の格差がより気になる」】
というのは、どうかなあ。今のところ、ちょっとピンときません。
posted by フタバ at 11:54 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 働くこと
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