2006年02月22日

[The Independent] online editionより: 中国最初の「文化大革命博物館」 毛沢東の「ブルジョワ文化との戦い」

★このエントリーのネタは、日経新聞ではありません。
イギリスの新聞The Independent のオンライン版です。
メールで毎日送ってくるのですが、ここの英語はちょっとむずかしく、読みきれずに、タダで読める期間が終わることがしょっちゅう。
ですが本日は大変興味深い記事が出てたので、ちょっと書いてみます。
日本語訳はbyフタバなので、まあ少し、適当です。
エーゴで書かれた地名や人名がわからなくて申し訳ないですが、調べてわかったら書き直しておきます。

【The Cultural Revolution was one of the darkest periods of recent Chinese history. Forty years ago this year, Chairman Mao Zedong's Communist Party ordered a return to ideological roots, which led to hundreds of thousands of deaths and many more lives destroyed over 10 years.
It remains a deeply divisive issue in China. In 1999, Song Yongyi, a US-based academic, was arrested while carrying out research on the Cultural Revolution and charged with stealing state secrets. He was released a year later after an international outcry.
The Communist Party still does not accept responsibility for what happened during the revolution, and the museum in Shantou's Chenghai district was built without official backing.

文化大革命は、中国近代史の中の暗黒時代のひとつである。今から40年前、共産党書記長毛沢東は、「理想の起源」に戻れと命じ、結果として、その後10年の間に、何百何千という命が失われた。
文化大革命は、中国では深刻な論議を呼ぶ問題である。1999年、アメリカを基盤に活動する学者ソン・ヨンギが、文化大革命についての調査中に、国家機密盗難の疑いで逮捕され、国際世論の非難により、一年後に釈放された。
中国共産党は、今でも、革命中に起こったことに対する責任を認めておらず、シャントウのチェンガイ地区にできたこの博物館も、公的な支援によるものではない。】

記事中にはどんな展示があるか書いてあるのだが、まあよくこんな博物館ができたなあ。
こういうものを作ろうとしている段階で、共産党が知らなかったわけはないし、つくらせておいた、ということですよね?
ということはどういうこと?

【This year also marks the 30th anniversary of the end of the Cultural Revolution, but there has never been a proper assessment of what happened during the period, and children are taught little about it in school. Their parents are unlikely to tell them what they went through.

今年は文化大革命がおわってちょうど30周年の年にあたるが、この文化大革命の時期に起こったことについての正式な評価はなされておらず、こどもたちも、学校で教わることはほとんどない。親たちも、自分たちが経験してきたことについて語りたがらない。】

という状況にもかかわらず博物館ができたというのはほんとうにすごいと思うんだけど。

【The spiritual father of the museum is Ren Zhongyi, a senior official who was formerly the party secretary of Guangdong. Ren died in November last year.
There is a quote from Ren on the outside of the building: "With history as a mirror, under no circumstances must we allow the tragedy of the Cultural Revolution to be repeated."
Another driving force behind the museum is Ba Jin, one of the most important Chinese authors of modern times, who also died late last year. "Every town in China should establish a museum about the Cultural Revolution," the author said.
Perhaps the museum's most surprising benefactor is the Hong Kong businessman Li Ka-shing, Asia's richest man, who comes from Shantou. He donated about £20,000 towards the cost of the project.

博物館の精神的な支えとなっているのは、レン・ゾンギ、以前グアンドンの党書記(?)であった高等役人である。レンは、昨年11月に亡くなっている。博物館建物の外には、レンの言葉が引用されている。「歴史を鏡とし、どんなことがあっても、文化大革命の悲劇を繰り返してはならない。」
もうひとりの有力な賛同者は、現代中国の重鎮作家バー・ジン(おなじく昨年亡くなっている)である。「中国のすべての町に、文化大革命博物館をつくるべきである。」と作家はいいのこした。おそらく、博物館への一番の寄与者は香港の実業家リー・カシンであろう。カシン自身、シャントウ出身の金持ちであり、20,000ポンドを、博物館のプロジェクトに寄付した。】

この博物館、ちゃんとうけいれられていて、来訪者もあるようだ。

【One visitor, who asked not to be named, said she was born in 1966 and was too small to know what was going on. "But this museum is very meaningful. We need more places like this so Chinese people can know our country's history," she said.

ある来訪者の話。名前を出さないでほしいと言う彼女は、1966年生まれ。こどもだったので何が起きているのかはわからなかった。「この博物館はとても意義があります。こういう場所がもっとあって、中国人が自国の歴史を知ることができるといいと思う。」】

この博物館がずっとあることを祈ります。
posted by フタバ at 00:25 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/13587650
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。