2006年01月03日

「文楽の夕べ」特集/文楽の魅力を伝承 世界と未来へ発信

日経新聞が昨年11月におこなったイベントにての対談が特集されている。
英大夫・燕二郎・勘十郎の中堅座談会、及び、司会三林京子(勘十郎さんのおねえさんですね)による住大夫&狂言の茂山千之丞の座談。

1日は、咲大夫vs酒井順子の対談もあった。
そのときにも、今日の住大夫&茂山の座談にも、両方あった発言が、
【(若い芸人たちは)どこまで(芸が)好きなのかよう分かりまへんなあ】。
咲大夫さんも同様のことをいっていた。

そうですか。どんな感じなのか全くわからないけど。
文楽の世界は世襲だけではない。歌舞伎の世界は、名門に生まれた人が名門の名前をもらえて、主役もばんばんやってくる。だから、才能があるけど名門でない家にうまれた人はいい名前のところへ養子にいくのだそうだ。(例、市川雷蔵(この人は結局映画俳優となったけど最初は期待の若手として歌舞伎役者もやっていた)、阪東玉三郎)玉三郎は歌舞伎が好きだからわざわざ勘弥のところへ養子に入ったのだと思う。
文楽は、今は国立劇場の伎芸員募集に応募し、一流の現役芸人に教えてもらい、卒業のときは自分で師匠をえらべる、と以前にきいたことがある。養子に入ったりするよりアクセスしやすそう。まったく文楽と関係ない家にうまれても、好きなら、(そして審査等に落ちなければ)文楽をやれるのだ。

という世界にあって「どこまで好きなのかよくわからない」と言われてしまうっていうのはどうしてかしら。
でも、若い人には若い人なりのやりかたがあるんだろう。
ある若い人形遣いの人が、あるとき急激によくなっているのに気がついて、感激したことがある。
どういうふうに変わるかは誰にもわからないですからね。
吉田玉男さんだって、「あんまりしゃべるのは苦手だし、手に職をつけたいと思って」近所の人形遣いの家の門をたたいたときいている。やっているうちに好きになったんだと思う。
好きこそものの上手なれ。

(ああ、「ピンポン」を思いだす。)

お染.jpg


posted by フタバ at 11:20 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の芸術
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