2008年10月05日

死刑確定者へのアンケート

新聞購読をやめてかなりたつが、今日はポストに「東京新聞」がはいっていた。
プロモーションなのか、同じマンションのほかのひとのポストにも全部入っている模様。

やっぱり新聞「紙」の情報というのは一覧しやすくていいねえ。
ネットにおいては、自分の興味あるニュースを、たとえばなんらかのキーワードを元に、ピックアップしたり検索したりすることは簡単だけど、自分も忘れてたようなポイントから何か出てくることはあんまりない気がする。
宅配新聞ってたぶん赤字なのでは?
日本では、新聞スタンドは駅などに行かないとないですよね。
あ、コンビニで売ってるか。
なにか工夫をすれば、新聞「紙」は生き残れると思うんだけどなあ。

それはさておき。


本日の紙面からいくつか。

死刑確定者、一番の苦しみは  「被害者への思い」「いつ執行か」          ・・・・回答者が全体の70%を超え、監獄法に代わる受刑者処遇法(刑事収容施設・被処遇者処遇法に改称)施行後の変化に関する意見もあり実情を知る手掛かりになりそうだ。・・・アンケートを実施したのは「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」(東京)、フォーラム90によると、七月末に全国の拘置所に収容されている死刑確定者にあてて、家族や弁護士らを通じてアンケート用紙を送付した。回答した七十六人は二十代から八十代で、九月十一日に刑を執行された三人のうち二人も含まれている。「

別枠で、回答例がピックアップされている。

苦しいこと、つらいこと
「いつ処刑されるかわからない」
「ほかの死刑囚の死刑執行をきくこと」
「被害者のことを考えたとき」
「つらいのは死刑囚だから当然だ」

いつ殺されるかは当日の朝になるまでわからない、というのが現状のようです。
記事内の解説によれば、

執行は刑事訴訟法で確定から6ヶ月以内と定められているが、再審請求手続きが終了するまでの期間や共犯被告の判決確定までの期間などは6ヶ月に含まれていない。

とのことだ。
人間は必ず死ぬし、死ぬ時期をわかっている人は、普通はいない。
死刑囚とそうでない人の差は、その、「いつか死ぬ」ということの突きつけられ具合だけ、ということになるのだろうか?

最近の法務大臣は、死刑促進派が多いようなので、刑確定から執行までの平均時間が短くなっている、ということはこの新聞記事にも書いてある。「いつか死ぬ」を突きつけられる時間は長いほど残酷なような気もするけど、しかし、さっさと執行するのが残酷度が低い、とも言い切れないと思う。
言い切れないわけは、再審請求への道、事件取調べの過程などが、きっと万全じゃない、と想像しているから。
今ここで詳しく調べ直してエントリーに書くことはしないけど、『それでも僕は遣っていない』すらまだ見ていないけど、きっと、そのへんには何か問題があると思うから、というだけにしておきます。


記事の内容の続き。

受益者処遇法(刑事収容施設・被収容者処遇法に改称)施行後の変化
「友人と面会、文通できるようになった」
「運動の回数が増えた」
「面会時間が短くなった」
「本の差し入れが制限され、読める本が少なくなった」

「本の差し入れが制限され」というのはねえ・・「数」なのか「中身」なのかどちらだろう。
親族以外と会えるようになったのはとても良いことなのではないか。


アンケートの結果は世界死刑廃止デー(十月十日)のイベントとして、十一日に東京都内で開かれる集会で公表される。

と、新聞記事は締めくくられている。
このアンケートをとりあげる時点で、東京新聞としては、少なくとも、「死刑廃止」という考え方が、意味ないもの、反対すべきに決まっているもの、とは少なくとも捕らえていない、ということだろう。
「死刑」に関してだけでなく、日本の司法には絶対なにか問題があると思うんだな。
なので、東京新聞のスタンスは、特に極端なものではないと思う。
posted by フタバ at 12:32 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法
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