2008年07月01日

スーダンに自衛官派遣へ 防衛省方針、PKO司令部員に  2008年6月6日3時0分  

ええと・・大変大変恥ずかしながらですが・・・
2年くらいこのブログを続けていて、今日やっと、記事作製に「引用」機能があることに気づきました。
さっそくその機能をつかいつつ、書いてみます。

***

防衛省は5日、スーダン南部での国連平和維持活動(PKO)に司令部要員として自衛官を派遣する方針を固めた。今後政府として現地情勢を調査し、受け入れ国の同意など「PKO参加5原則」を満たしていることを確認後、派遣手続きに入る。


スーダンPKOをめぐっては、外務省が陸上自衛隊の部隊派遣に積極的な一方、防衛省は現地の治安状況などから派遣そのものに慎重姿勢だった。そのため第1段階として司令部施設で各国との連絡調整にあたる自衛官を派遣し、改めて政府内で陸自部隊派遣の可否を探ることになった。


外務省と防衛省の態度の違いが興味深いですね。
防衛省はじぶんとこの役人=自衛隊員に対して、安全じゃないところに派遣しやがって、といわれたくない、とかですか。
外務省はもちろん、アメリカ(とか)にみてほしいからですねきっと。

スーダンPKOには米国、英国、中国、ロシア、韓国などの要員を含む計約1万人が展開中。政府内には中国がアフリカで存在感を増しつつある中、日本も後れをとるべきではないとの意見もある。「司令部要員1〜2人で国際的に評価されるのか」(高官)と部隊派遣に前向きな意見も根強い。


遅れをとらないように、と思った結果、ずいぶん戦争してきたなあ。

高村外相は5日、国連PKO60周年記念セミナーで演説し「わが国としてどのような貢献ができるか、スーダンやアフガニスタンでの可能性を含め幅広く検討していく」と語った。一方、来日中の国連のゲエノPKO担当事務次長は同日、UNMISへの自衛官派遣について、朝日新聞記者に「正式な派遣表明はまだだが(日本政府から)打診はあった」と述べた。そのうえで「南部で橋の建設や道路舗装といったインフラ整備をしてもらいたい。アフリカ全体にも与える影響が大きい」と陸自の施設部隊派遣への期待を表明した。


邪推なんですけど、このゲエノさんていう人は、「橋の建設だったら、日本も派遣のいいわけがしやすいだろう。まあ、日本の顔もたててやるか」とか思ったんじゃなかろうか。

ところで、この朝日新聞ネット記事は、6月6日付けのものです。

その後、6月28日の記事で、

福田首相が議長を務める洞爺湖サミットでアフリカ支援が主要議題となり、議長国として国際貢献に取り組む姿勢を示す必要があることから派遣を決めた。政府関係者によると、25日の官房長官、外相、防衛相の3閣僚会合で、石破防衛相が任務の内容をめぐって返答をいったん保留したが、26日になって派遣を了承した。


とある。
ああサミットの議題なのか。

どの程度の内容で提案するかというと、

首都ハルツームにある国連スーダン派遣団(UNMIS)司令部で、各国部隊との連絡調整にあたる部署に2〜3人を派遣し、コンピューターと補給の管理にあたる予定。


・・・うーむ。
もしその2〜3人が、本当に評価されたら、その方たちは、非常に優秀な人材なのだと思う。
司令部で、シビリアンでなくて、歴戦の各国舞台との連絡調整?
・・・と早とちりしかけましたが、「コンピューターと補給の管理にあたる」か。
いやそれも、優秀でないとダメなんでしょうけど、うーむ、想像できない。どんな仕事でどんなスキルが必要なのか。

で、そのあと、6月30日の記事。

福田首相は30日、首相官邸で国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長と会談し、スーダン南部での国連平和維持活動(PKO)の司令部に自衛官を派遣すると表明した。


正式にお伝えした、と。

石破防衛相は1日にも統合幕僚長らに派遣準備を指示。早ければ7月中に準備チームを現地に派遣し、首都ハルツームの司令部などを視察したうえで、9月に数人の派遣を目指す。


!!!
準備チームは何人で、派遣するのは何人なんですか!!!

・・・うーむ。
しょっちゅうそういったこと(PKO)をやっている他国はどんなふうな段取りとか規模でやっているのだろう。
(そういうことを知るためにも、某英国新聞をメールでとっているのですが全然読んでません)

一番最初にあげた、6月6日の記事には、

「司令部要員1〜2人で国際的に評価されるのか」


とありましたが、そのように考えている、ということは、当然、見透かされる、という前提で臨むがよいと思います。












@6月6日の記事
防衛省は5日、スーダン南部での国連平和維持活動(PKO)に司令部要員として自衛官を派遣する方針を固めた。今後政府として現地情勢を調査し、受け入れ国の同意など「PKO参加5原則」を満たしていることを確認後、派遣手続きに入る。

 複数の政府関係者によると、4日の外務、防衛両省などの協議で、首都ハルツームにある国連スーダン派遣団(UNMIS)司令部への派遣を確認した。時期は7月以降になる見通しで、人数は国連側と現地司令部の受け入れ態勢を調整した上で決める。

 スーダンPKOをめぐっては、外務省が陸上自衛隊の部隊派遣に積極的な一方、防衛省は現地の治安状況などから派遣そのものに慎重姿勢だった。そのため第1段階として司令部施設で各国との連絡調整にあたる自衛官を派遣し、改めて政府内で陸自部隊派遣の可否を探ることになった。

 スーダンPKOには米国、英国、中国、ロシア、韓国などの要員を含む計約1万人が展開中。政府内には中国がアフリカで存在感を増しつつある中、日本も後れをとるべきではないとの意見もある。「司令部要員1〜2人で国際的に評価されるのか」(高官)と部隊派遣に前向きな意見も根強い。

 高村外相は5日、国連PKO60周年記念セミナーで演説し「わが国としてどのような貢献ができるか、スーダンやアフガニスタンでの可能性を含め幅広く検討していく」と語った。一方、来日中の国連のゲエノPKO担当事務次長は同日、UNMISへの自衛官派遣について、朝日新聞記者に「正式な派遣表明はまだだが(日本政府から)打診はあった」と述べた。そのうえで「南部で橋の建設や道路舗装といったインフラ整備をしてもらいたい。アフリカ全体にも与える影響が大きい」と陸自の施設部隊派遣への期待を表明した。

 スーダンでは83年にアラブ人主体の政府が全土にイスラム法を導入しようとしたことをきっかけに、キリスト教徒主体の南部との間で内戦となり05年1月の南北和平合意(CPA)まで20年以上続いた。不安定な治安情勢が続く西部ダルフール地域に対して、南部は情勢が比較的安定していると見られている。(山田明宏、南島信也)


A6月28日の記事
スーダンPKO、自衛隊派遣表明へ 首相、国連総長に
2008年6月28日3時2分

 政府は27日、スーダン南部での国連平和維持活動(PKO)の司令部への自衛官派遣を、30日に予定される福田首相と国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長との会談で正式に伝えることを決めた。自衛隊のアフリカでの国連ミッションへの派遣は、93年5月の国連モザンビーク活動(ONUMOZ)以来となる。

 首都ハルツームにある国連スーダン派遣団(UNMIS)司令部で、各国部隊との連絡調整にあたる部署に2〜3人を派遣し、コンピューターと補給の管理にあたる予定。

 福田首相が議長を務める洞爺湖サミットでアフリカ支援が主要議題となり、議長国として国際貢献に取り組む姿勢を示す必要があることから派遣を決めた。政府関係者によると、25日の官房長官、外相、防衛相の3閣僚会合で、石破防衛相が任務の内容をめぐって返答をいったん保留したが、26日になって派遣を了承した。

 受け入れ国の同意など「PKO参加5原則」を満たしていることを確認し、司令部の受け入れ態勢について国連側と最終調整をしたうえで、7月の洞爺湖サミット終了後に派遣準備を始める。

 スーダンでは、05年1月にアラブ人主体の政府とキリスト教徒主体の南部との間で和平に合意した。(南島信也)


B6月30日の記事
首相、スーダンPKOに司令部要員派遣表明 国連総長に
2008年6月30日23時11分

 福田首相は30日、首相官邸で国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長と会談し、スーダン南部での国連平和維持活動(PKO)の司令部に自衛官を派遣すると表明した。石破防衛相は1日にも統合幕僚長らに派遣準備を指示。早ければ7月中に準備チームを現地に派遣し、首都ハルツームの司令部などを視察したうえで、9月に数人の派遣を目指す。

 PKO参加は首相が唱える「平和協力国家」の具体策のひとつ。潘氏は会談で「非常に勇気づけられる。評価したい」と歓迎したうえで、「今後、専門的な分野での自衛隊の貢献に期待している」と述べ、司令部要員にとどまらず、輸送など後方支援での協力を期待する考えを示した。

 このほか首相は、マレーシアにあるPKO訓練センターに約100万ドルを支援することや、アフリカの同センターに初めて講師として自衛官を派遣する考えも表明した。



posted by フタバ at 00:05 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 自衛隊・軍備
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