2008年06月25日

まったく不可解な裁判員制度

小林節教授という人の新聞連載コラム

全文ぜひ読んでいただきたいのでご紹介。

要旨あるいはハイライトなところだけ引用してみます。

【つまり、殺人等の重大な事件についてだけ、「国民」(これは法律家ではない素人という意味)に裁判官と同じ立場で参加してもらい、それにより、裁判を国民(大衆)にとり身近で分かりやすいものにし、司法に対する国民の信頼を向上させる。

 憲法はその三二条で、すべての国民に「裁判を受ける権利」を保障している。これは、刑事では、不幸(不運)にも「罪を犯した」と疑われた者は公正な裁判を受けることなしに刑罰を負わせられないという保障である。】

そう、「死刑」の可能性もあるかもしれないような重大事件を、なぜにシロウトにさせるのか?
私も最初からそれが不思議でならなかった。


憲法には【裁判を受ける権利】もある。
だけどそのありがたみなんて、わからなくなってる人が多いのかもしれない。
自分あるいは自分の身内が、原告側被告側どちらにまわるとしても、私は「ふつうの人」という名のシロウトによる裁判で何か決めてもらいたたくはないな。

以前にも引用したが、もういちど、裁判員制度のサイトから、
対象となる事件の例をあげる。


・人を殺した場合(殺人)
・強盗が,人にけがをさせ,あるいは,死亡させてしまった場合(強盗致死傷)
・人にけがをさせ,死亡させてしまった場合(傷害致死)
・泥酔した状態で,自動車を運転して人をひき,死亡させてしまった場合(危険運転致死)
・人の住む家に放火した場合(現住建造物等放火)
・身の代金を取る目的で,人を誘拐した場合(身の代金目的誘拐)
・子供に食事を与えず,放置したため死亡してしまった場合(保護責任者遺棄致死)



裁判員制度の目的にひとつに、
「迅速な審議」もあるようなのだけど、このような「重大」事件についていきなりよびだされ、法律用語も理解し、正しい判断を「迅速」にしよう、というのがそもそもおかしいと思うんですけど。


posted by フタバ at 09:01 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 「裁判員制度」について

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