2007年11月03日

第3章 国民の権利及び義務( その2)

第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
2 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
3 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。


付則の2と3は、明治時代にあった華族制度や爵位をやめる、ということを示したものだろうから、やめる、というそれだけの意味。
その前が重要ですね。

「信条」って大事だと思うの。

ネタにしようとおもって買ったけど結局放置した週刊朝日10月26日号の記事より。↓

【それで常識的な人間を6人選ぶ。思想的に偏っているかどうかとか。この人だったら公平な裁判をやってくれるだろうという人間を6人選ぶってすごく大事になってくるでしょうね。】

これは、法務大臣の発言なんですけど。憲法違反にならないのかしら。

さらになさけないのは、この発言にたいしインタビュアーが全くつっこんでいないこと。これをうけてのインタビュアー発言は、

【常識的な人間ほど、仕事があったり家庭があったりで、辞退するケースが増えるのでは。】

と無難なことをいっております。
大臣は、鳩山邦夫、インタビューは、上杉隆&週間朝日編集長山口一臣。



第15条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
3 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
4 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。


選挙するってことは、議員のことをさしてるのかな。
そして、2項の全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない、は、けっこう幅のある解釈がなされている気がします。

4項については、へえ、こんなことまで書いてあるんだ。と思った。
誰か議員に票をいれ、その議員がとんどもないやつだったとしても、責任を問はれないんだ。

たまに、たとえば石原慎太郎が都知事であるため、あのような人物を都知事に選ぶような東京都民は・・とか言うのをきいて、わたしは選んでないわ、とか思ってたけどたとえ入れてたとしても責任を問はれないってことね。
さらに私的にも、ってのがこまかい。これは、たぶん、地域社会で、あいつに入れたかどうかでもめる、ということをさけるために・・なのかな?



第16条 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。

請願する対象は、国、なのかしら?
公務員や、法律等についての話だから、国、と考えるべきでしょうね。
平穏にというのは、どの程度のことを想定してるのかな。冷静に、って感じかな。


第17条 何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。

これに、国または公共団体は、請求に対し誠実に対応しなくてはならない。と付け加えてほしいくらいですね。

話はそれますが、裁判員制度、一般人が裁判員になる対象なのは、一般人同士の案件だけで、「国を相手取って」というのは対象じゃないんですよ。
そういう点をみるにつけても、やっぱり裁判員制度には油断がならないです。
posted by フタバ at 21:39 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法に目を通す

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